【関西外国語大学】文系学生が「語学×テクノロジー」に挑戦し、約4年間で4学会・19件の成果を発表しました 「ラーニングイノベーショングランプリ」での受賞も続いています
関西外国語大学
外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科の卯木輝彦教授研究室では、語学を学ぶ学生の気付きやアイデアを出発点に、生成AIや最新のデジタル技術を活用した教育・学習支援の研究に取り組んでいます
関西外国語大学(大阪府枚方市)外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科の卯木輝彦教授研究室では、外国語を学ぶ学生が生成AIや最新のデジタル技術を活用し、語学学習の支援を中心とする教育・学習支援システムの研究に取り組んでいます。2022年12月以降、教育システム情報学会、電子情報通信学会、学習分析学会、情報処理学会の4学会で、計19件の研究成果を発表しました。さらに、教育工学分野の研究成果を表彰する「ラーニングイノベーショングランプリ」でも2023年、2025年、2026年に受賞しています。

▲卯木教授
指導に当たる卯木教授は「外国語大学で語学を学ぶ学生だからこそ気付ける学習上の課題や、そこから生まれるアイデアがあります。学生たちは、そうした気付きやアイデアを、生成AIやロボットなどの先端技術を使って形にし、検証し、学会で専門家から意見をいただくところまで取り組んでいます」と評価しています。
そして「一連の経験が、学生の大きな成長につながっています。語学とテクノロジーを掛け合わせて新しい学びをつくる挑戦を、これからも学生たちと一緒に続けていきたいと考えています 」と話しています。

▲早稲田大学で開かれた「第50回教育システム情報学会全国大会」
また、英語・デジタルコミュニケーション学科2年の3人の学生は、2026年3月に開催された「情報処理学会第88回全国大会」で、人型ロボットPepper(ソフトバンクロボティクス社製)やAIを活用した語学学習支援システムの研究成果について発表しました。ロボット支援型の言語学習システムや、第二言語の学習の初期段階で既に習得している言語を併用しながら会話を続ける「トランス・ランゲージング」の活用方法などをプレゼンしました。

▲愛媛県の松山大学で開かれた「情報処理学会第88回全国大会」
2026年9月に開催された「第51回教育システム情報学会全国大会」で、生成AIに話し言葉で指示してアプリをつくる「バイブコーディング」を取り上げ、AIとのやりとりを通じてアイデアが形づくられる過程を分析する枠組みを提案した、英語・デジタルコミュニケーション学科3年の福森恭生さんは「なかなかお話しできる機会のない先生方と交流することができ、とても貴重な経験になりました。いろいろなお話を聞く中で新しい気付きも得ました」と学会発表の意義を話しています。

▲徳島大学で開かれた「第51回教育システム情報学会全国大会」
学会での研究成果の発表とともに、「ラーニングイノベーショングランプリ」での受賞が続いています。ラーニングイノベーショングランプリは、一般社団法人ラーニングイノベーションコンソシアムが主催し、教育工学の領域における高等教育機関(大学・大学院・高等専門学校等)発の優れた研究成果を表彰するものです。
卯木研究室から応募した提案が、2023年と2025年には「優秀ラーニングイノベーション賞」、2026年には「奨励賞」を受賞し、生成AIを使った創造的で実用的な学習支援システムの研究成果が高い評価を受けています。

▲2025年に「優秀ラーニングイノベーション賞」を受賞しました
氏名は研究に関与した学生著者で、所属と学年は当時。敬称略
「メタバースにおける外国語学習に最適な仮想空間デザインの検討」
折橋暖人(外国語学部英米語学科1年)
「英語ライティング学習に対するChatGPT活用の検討」
外山愛華、折橋暖人(ともに外国語学部英米語学科2年)
「AIアバターにChatGPTを活用したVR外国語会話学習システムの検討」
折橋暖人、外山愛華(同)
【8月】教育システム情報学会
「ChatGPTを活用したIELTSエッセイライティング学習の検討」
外山愛華(外国語学部英米語学科2年)
【11月】電子情報通信学会
「対話型生成AIによるTOEIC写真描写問題の選択肢生成」
前川恵一(英語国際学部4年)、井上俊果マライカ(外国語学部英米語学科2年)
【12月】学習分析学会
「対話型生成AIを活用したTOEIC写真描写問題対策用学習システムの検討」
塩澤和花(英語国際学部3年)
「AIアバターに対話型生成AIを活用した語学学習システムの開発」
的場詩音(外国語学部英米語学科1年)、井上俊果マライカ(同2年)
「対話型生成AIによるTOEIC応答問題の選択肢生成」
外山愛華(外国語学部英米語学科2年)
「AIアバターとの繰り返し練習を可能にした外国語会話学習システム」
的場詩音(外国語学部英米語学科1年)
【8月】教育システム情報学会
「人型ロボットと生成AIを活用したスペイン語会話学習システムの検討」
谷口奈智子、木村遼飛、平良隼資(外国語学部スペイン語学科3年)
「語学学習へのトランス・ランゲージング活用に向けたChatGPTの混在言語処理能力の評価」
折橋暖人(外国語学部英米語学科3年)、的場詩音(同2年)
「韓国語学習者のための視線と敬語トレーニングシステムの提案:人型ロボットPepperを活用したアプローチ」
古賀愛弓(外国語学部英米語学科3年)
「AI教師アバターを用いたペア外国語会話学習支援システムの開発」
的場詩音(外国語学部英米語学科2年)、折橋暖人(同3年)
【8月】教育システム情報学会
「人型ロボットを活用した韓国語初級学習者のための敬語・パンマル使い分けと視線マナー習得支援システムの試行」
高橋小桜、甲斐日菜、吉澤朋花(外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科3年)
「中国語初学者のための混在言語会話支援におけるChatGPTの応答能力評価」
吉澤朋花、甲斐日菜、高橋小桜(同)
「人型ロボットとの対人距離が韓国語学習者の会話行動に与える影響の予備的検討:ロボットの身体性とコミュニケーション反応に着目して」
小谷千春、皿谷心蘭、上原貴来(外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科2年)
「LLM指導エージェントにおけるトランスランゲージング学習支援の効果分析:正確性と英語依存度のトレードオフ」
皿谷心蘭、小谷千春、上原貴来(同)
【9月】教育システム情報学会
「バイブコーディングにおける意図形成過程の分析枠組みの提案と予備的検証」
福森恭生、田中莉望(外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科3年)
「トランス・ランゲージング環境におけるAIフィードバック方式の比較:日本語学習者2名を対象とした予備実験」
朴奏河(バク・ジュハ、留学生別科)、蔡惠淋、早馬真琴(外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科1年)
【お問い合わせ先】
関西外国語大学 広報部
電話: 072-805-2817(日・祝除く午前9時~午後5時)
E-mail: press@kansaigaidai.ac.jp

▲卯木教授の「プログラミング」の授業などが行われる中宮キャンパスのVR演習室「Hello, World」
「GO FOR it! 語学の、その先へ。」
関西外国語大学は、世界55カ国・地域の432大学(2026年9月現在)に広がる海外ネットワークを活かし、年間約1,300人の学生を海外へ送り出しています。大阪府枚方市にある2つのキャンパスでは年間約1,100人の留学生を受け入れており、日常的な国際交流が行われています。
語学力をベースに、文化や政治、経済など「+α」となる多様な専門分野を学ぶ教育体制を整えています。学生個々人の興味・関心に応じた、米国公認会計士の資格取得をめざす教育プログラム「USCPA Pathway Program」などの多様な学修を展開。学生は語学の先にある専門性を身につけ、これからの時代と社会の要請に応える確かな力を育んでいきます。
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外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科の卯木輝彦教授研究室では、語学を学ぶ学生の気付きやアイデアを出発点に、生成AIや最新のデジタル技術を活用した教育・学習支援の研究に取り組んでいます
関西外国語大学(大阪府枚方市)外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科の卯木輝彦教授研究室では、外国語を学ぶ学生が生成AIや最新のデジタル技術を活用し、語学学習の支援を中心とする教育・学習支援システムの研究に取り組んでいます。2022年12月以降、教育システム情報学会、電子情報通信学会、学習分析学会、情報処理学会の4学会で、計19件の研究成果を発表しました。さらに、教育工学分野の研究成果を表彰する「ラーニングイノベーショングランプリ」でも2023年、2025年、2026年に受賞しています。

▲卯木教授
指導に当たる卯木教授は「外国語大学で語学を学ぶ学生だからこそ気付ける学習上の課題や、そこから生まれるアイデアがあります。学生たちは、そうした気付きやアイデアを、生成AIやロボットなどの先端技術を使って形にし、検証し、学会で専門家から意見をいただくところまで取り組んでいます」と評価しています。
そして「一連の経験が、学生の大きな成長につながっています。語学とテクノロジーを掛け合わせて新しい学びをつくる挑戦を、これからも学生たちと一緒に続けていきたいと考えています 」と話しています。
2025年8月以降だけでも、6件の研究成果を発表
外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科3年の3人の学生は、2025年8月に開かれた「第50回教育システム情報学会全国大会」で、韓国語や中国語を学び始めたばかりの人を対象に、人型ロボットや生成AIを使って、敬語の使い分けや視線マナーの習得、会話を支援するシステムの研究成果を発表しました。
▲早稲田大学で開かれた「第50回教育システム情報学会全国大会」
また、英語・デジタルコミュニケーション学科2年の3人の学生は、2026年3月に開催された「情報処理学会第88回全国大会」で、人型ロボットPepper(ソフトバンクロボティクス社製)やAIを活用した語学学習支援システムの研究成果について発表しました。ロボット支援型の言語学習システムや、第二言語の学習の初期段階で既に習得している言語を併用しながら会話を続ける「トランス・ランゲージング」の活用方法などをプレゼンしました。

▲愛媛県の松山大学で開かれた「情報処理学会第88回全国大会」
2026年9月に開催された「第51回教育システム情報学会全国大会」で、生成AIに話し言葉で指示してアプリをつくる「バイブコーディング」を取り上げ、AIとのやりとりを通じてアイデアが形づくられる過程を分析する枠組みを提案した、英語・デジタルコミュニケーション学科3年の福森恭生さんは「なかなかお話しできる機会のない先生方と交流することができ、とても貴重な経験になりました。いろいろなお話を聞く中で新しい気付きも得ました」と学会発表の意義を話しています。

▲徳島大学で開かれた「第51回教育システム情報学会全国大会」
学会での研究成果の発表とともに、「ラーニングイノベーショングランプリ」での受賞が続いています。ラーニングイノベーショングランプリは、一般社団法人ラーニングイノベーションコンソシアムが主催し、教育工学の領域における高等教育機関(大学・大学院・高等専門学校等)発の優れた研究成果を表彰するものです。
卯木研究室から応募した提案が、2023年と2025年には「優秀ラーニングイノベーション賞」、2026年には「奨励賞」を受賞し、生成AIを使った創造的で実用的な学習支援システムの研究成果が高い評価を受けています。

▲2025年に「優秀ラーニングイノベーション賞」を受賞しました
学会で発表した卯木研究室の研究成果
詳細は卯木教授のresearchmap https://researchmap.jp/t-unok氏名は研究に関与した学生著者で、所属と学年は当時。敬称略
2022年
【12月】学習分析学会「メタバースにおける外国語学習に最適な仮想空間デザインの検討」
折橋暖人(外国語学部英米語学科1年)
2023年
【5月】学習分析学会「英語ライティング学習に対するChatGPT活用の検討」
外山愛華、折橋暖人(ともに外国語学部英米語学科2年)
「AIアバターにChatGPTを活用したVR外国語会話学習システムの検討」
折橋暖人、外山愛華(同)
【8月】教育システム情報学会
「ChatGPTを活用したIELTSエッセイライティング学習の検討」
外山愛華(外国語学部英米語学科2年)
【11月】電子情報通信学会
「対話型生成AIによるTOEIC写真描写問題の選択肢生成」
前川恵一(英語国際学部4年)、井上俊果マライカ(外国語学部英米語学科2年)
【12月】学習分析学会
「対話型生成AIを活用したTOEIC写真描写問題対策用学習システムの検討」
塩澤和花(英語国際学部3年)
「AIアバターに対話型生成AIを活用した語学学習システムの開発」
的場詩音(外国語学部英米語学科1年)、井上俊果マライカ(同2年)
2024年
【3月】電子情報通信学会「対話型生成AIによるTOEIC応答問題の選択肢生成」
外山愛華(外国語学部英米語学科2年)
「AIアバターとの繰り返し練習を可能にした外国語会話学習システム」
的場詩音(外国語学部英米語学科1年)
【8月】教育システム情報学会
「人型ロボットと生成AIを活用したスペイン語会話学習システムの検討」
谷口奈智子、木村遼飛、平良隼資(外国語学部スペイン語学科3年)
2025年
【3月】電子情報通信学会「語学学習へのトランス・ランゲージング活用に向けたChatGPTの混在言語処理能力の評価」
折橋暖人(外国語学部英米語学科3年)、的場詩音(同2年)
「韓国語学習者のための視線と敬語トレーニングシステムの提案:人型ロボットPepperを活用したアプローチ」
古賀愛弓(外国語学部英米語学科3年)
「AI教師アバターを用いたペア外国語会話学習支援システムの開発」
的場詩音(外国語学部英米語学科2年)、折橋暖人(同3年)
【8月】教育システム情報学会
「人型ロボットを活用した韓国語初級学習者のための敬語・パンマル使い分けと視線マナー習得支援システムの試行」
高橋小桜、甲斐日菜、吉澤朋花(外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科3年)
「中国語初学者のための混在言語会話支援におけるChatGPTの応答能力評価」
吉澤朋花、甲斐日菜、高橋小桜(同)
2026年
【3月】情報処理学会「人型ロボットとの対人距離が韓国語学習者の会話行動に与える影響の予備的検討:ロボットの身体性とコミュニケーション反応に着目して」
小谷千春、皿谷心蘭、上原貴来(外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科2年)
「LLM指導エージェントにおけるトランスランゲージング学習支援の効果分析:正確性と英語依存度のトレードオフ」
皿谷心蘭、小谷千春、上原貴来(同)
【9月】教育システム情報学会
「バイブコーディングにおける意図形成過程の分析枠組みの提案と予備的検証」
福森恭生、田中莉望(外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科3年)
「トランス・ランゲージング環境におけるAIフィードバック方式の比較:日本語学習者2名を対象とした予備実験」
朴奏河(バク・ジュハ、留学生別科)、蔡惠淋、早馬真琴(外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科1年)
【お問い合わせ先】
関西外国語大学 広報部
電話: 072-805-2817(日・祝除く午前9時~午後5時)
E-mail: press@kansaigaidai.ac.jp
関西外国語大学
公式サイト https://www.kansaigaidai.ac.jp
▲卯木教授の「プログラミング」の授業などが行われる中宮キャンパスのVR演習室「Hello, World」
「GO FOR it! 語学の、その先へ。」
関西外国語大学は、世界55カ国・地域の432大学(2026年9月現在)に広がる海外ネットワークを活かし、年間約1,300人の学生を海外へ送り出しています。大阪府枚方市にある2つのキャンパスでは年間約1,100人の留学生を受け入れており、日常的な国際交流が行われています。
語学力をベースに、文化や政治、経済など「+α」となる多様な専門分野を学ぶ教育体制を整えています。学生個々人の興味・関心に応じた、米国公認会計士の資格取得をめざす教育プログラム「USCPA Pathway Program」などの多様な学修を展開。学生は語学の先にある専門性を身につけ、これからの時代と社会の要請に応える確かな力を育んでいきます。
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