【漫画】初めての心療内科で「適応障害によるうつ病」と診断。原因がわかれば治せると、正直ホッとした/うつ逃げ


漫画の中でなおにゃんさんは、自身をうさぎの姿で描いている。どうしてこのような表現になったのか、聞いてみた。

「主人公(自分)をうさぎで描いているのは、単純に描きやすいからです。特に自分を人間として描こうとすると、どうしても照れが出てしまうし、もしかしたら少しいいように格好つけて描いてしまうかもしれないので、あえて人間じゃない動物にしようと思いました。あと、ぶっちゃけて言うとうさぎって、耳が長いぶん、デッサンがちょっと狂っててもバランスが取りやすくて描きやすいということもあります笑」

また、主人公以外の登場人物は、形は人間だが顔がない。これについても理由を教えてくれた。

「人間に顔がないのは、私に人間を描く画力がないということもあります。しかしそれ以上に、人間が苦手で、怖くて描けないからだと思います。でも、苦手なものは苦手だし、できないことはできません。だから、逆にそれを個性だと思って、これからも顔なし人間を描いていこうと思ってます!笑」

絵柄にも内容にも、なおにゃんさんの内面がたっぷりと反映された漫画「うつ逃げ」。漫画はこれからいよいよ休職期間に突入し、過ごし方や考えたことが描かれる。今後の展開も楽しみにしたい。

取材・文=石川知京

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