猫は「愛おしいの塊」!かわいくて癒やされる日々に「尊い」「たまらん」の声【作者に聞く】
猫の人生は飼い主次第。幸せを感じてもらえるよう全力を尽くしたい
2匹と過ごす時間について「一緒にいるときは全部幸せですが、特にみんなで一緒にお昼寝するのは至福の時間です」と話すそーいさん。漫画で描かれる日々も、特別なことはなくとも、猫との幸せな瞬間であふれている。数ある漫画のなかからお気に入りを聞いてみると、「食欲<<<愛」と「ねこ、たまに大切ななにかをなくす」の2つのエピソードを選んでくれた。






「『食欲<<<愛』は、ぽんずくんのくろもちゃんへの愛がすごく分かりやすいエピソードで大好きです。『ぽんずくんのお兄ちゃん愛が尊い』という声をたくさんいただきました。『ねこ、たまに大切ななにかをなくす』は、普段は感情表現が豊かなぽんずくんが『無』になる瞬間が本当にかわいくてお気に入りです。読者のみなさんにも『無』加減がうまく伝わって嬉しかったです」







大切な家族の一員として、猫のどんな一面、どんな瞬間も愛くるしく描くそーいさん。猫はそーいさんにとってどんな存在なのだろうか。
「『愛おしいの塊』です。かわいいはもちろん、笑顔にしてもらったり、癒やしてもらったり慰めてもらったり...。その分飼い主として守って幸せにしてあげたい存在です」
猫と暮らすうえでは、飼い主として責任を持ち快適に過ごせるよう心掛けているという。
「ねこちゃんは環境を選べませんし、望んで家に来たわけではないです。迎え入れたのは私たち飼い主なので、全ては飼い主次第というのを肝に銘じて、うちにきて幸せと思ってもらえるよう全力を尽くそうと日々思っています」




最後にそーいさんから、漫画の読者へ向けてメッセージをもらった。
「いつも漫画を楽しんでいただいて、温かく見守ってくださりありがとうございます。読んでくださる読者の方がいるからまた描こうという気持ちになりますし、もっと楽しんでもらえるように!と少しずつ進歩したり前進したりできていると思います。本当に支えられています!」
猫のふとしたしぐさにきゅんとしたり、気持ち良さそうにくつろぐ様子に癒やされたり。読むとこちらも幸せで温かな気持ちになるそーいさんの漫画をこれからも楽しみにしたい。
取材・文=松原明子