無趣味インドア会社員が登山にハマる!?実体験と山の魅力伝える漫画が話題【作者に聞く】
もっと山に登りたい!と愛媛から愛知へ移住。6年間で約100回の登山を経験
愛媛出身のありをさんは、登山を始めて1年ほどで「本州でも山登りがしたい」と交通の便が良い愛知へ移住を決意。登山との出会いは、意識や考え方の変化にも繋がっているという。
「時間の使い方は大きく変化したことのひとつです。山が好きで、愛知に引っ越すと決めた後も、不安で行動力のない私は時期を決められずにいました。そんなとき父親から『やりたいことが決まっているならすぐ動け。1年でも早い方がいい。時間はあっという間』と背中を押してもらいました。今、実際にあの言葉は正しく、時間はお金と同じくらい貴重であると実感しています。1日を大切に過ごすこと、やりたいことがあればすぐに動くことを心掛けるようになりました」



ありをさんは昨年、パートナーと2人で車中泊をしながら、北海道から九州の山を30回ほど登る旅にも挑戦。6年間では100回ほど山に登って来たそうだ。そんなありをさんに、今までで思い出に残っている山を聞いてみた。
「山全てに思い出が詰まっているので本当に悩むのですが、去年5泊6日で行った北アルプスの縦走で、雲ノ平という日本最後の秘境と呼ばれるところに行きました。名峰並ぶ北アルプスの景色は心奪われるものがあり、それを6日間という贅沢な時間を使って眺めることができて幸せでした。50キロ歩いたので最後は白目をむくほど疲れましたが、一生の思い出です」


