大人になった長女の恋を見守る母の心とは?「親の愛情を思い返して泣ける」「娘に同じことを言った」両方の立場から反響【作者に聞く】
母親と娘、どちらの立場からも共感の声が続々「温かいコメントに励まされました」
お互いに自立した大人になっても、親子という関係は変わらない。大切に思うからこそ、言ってしまった言葉を後悔したり、気付けなかったことを悔やんだり。漫画では、おーちゃんさんの複雑な思いが赤裸々に描かれ、胸を打たれる。漫画を描く際は、どんなことを心掛けているのだろうか。
「画力がおぼつかない分、どうやったら自分の率直な気持ちを伝えられるかな~?と、いつも考えています。そのための言葉選びは、いつまでも課題です」



作品には「私も娘に同じことを言いました」や「親の気持ちや愛情を思い返して胸が苦しくなりました」などのたくさんのコメントが。反響について、どのように感じているかを聞いた。
「本当に温かいコメントに励まされました!娘と親、それぞれの立場でコメントがあり、すごく共感していただきました。よく寄せられる『私の母もこんな思いだったのかなと思うと、泣けます』というお言葉は、特に印象に残っていますね」


最後に今後の展望を伺うと、「最近はめっきり制作も滞っておりまして…」と話すおーちゃんさん。まずは初心に帰って、楽しみながら描いていきたいという。おーちゃんさんの心温まる作品を、これからも楽しみにしたい。
取材・文=松原明子