中学2年生でがんを発症。友人関係に悩みを抱え、腹痛はストレスのせいだと思っていたのに...【作者に聞く】
闘病の大変さだけではない。がんの影響は学校生活にも
つきママさんは、自身も脳血管疾患で闘病した経験を、漫画「ただの頭痛かと思っていたら脳疾患だった話」で描いている。現在はフォロワーから寄せられた病気の体験談を漫画にしており、「中学生でがんになりました」も実際の体験をもとに描かれた作品だ。



漫画ではがんの発覚から闘病だけでなく、友人との関係やその後の学校生活までを描いている。小児がんの経験者をはじめ多くのコメントが寄せられているが、なかでもつきママさんの心に残っている声があるそうだ。
「主人公と同じく、中学生でがんになられたお子さんを持つお母様のDMが今でも忘れられません。そのお子さんは退院後、学校に復帰しましたが、ひどいいじめを受けて学校に行けなくなってしまったそうです。がん治療を行うと見た目が大きく変化するので、いじめのターゲットになったようでした。『ただ普通の暮らしがしたいだけなのに』というお母様の声が印象的で、何も力になれない自分に無力さを感じたのを覚えています」

