妊娠・出産をサポートする「助産師」を目指す学生たちを漫画に。「人々に寄り添う楽しさが、この仕事の魅力」【作者に聞く】
「人生に寄り添う楽しさが助産師の魅力」漫画には温かいコメントが続々
漫画には、「コロナ禍で面会できないとき、学生さんと助産師さんが頼りだった」「出産したとき一緒に涙を流してくれた」など、出産時に助産学生の立ち合いを経験した人などから多くの声が寄せられている。モクコさんにコメントに対しての感想を聞いた。
「出産を経験された方から、助産学生とのエピソードをたくさんコメントしていただきました。学生の存在が助けになった方も、むしろ気を遣ってしまったという方もいて、実際そうだと思うのでコメント欄で共有できてよかったかなと思っています。また、助産学生を目指す方からDMで相談を受けていたのですが、その方が合格したときは私もすごくうれしかったです。コメント欄はおかげさまで、思いの詰まった温かいコメントがあふれていて、とてもありがたいです」


最後に、助産師を目指す人へのメッセージと、今後の創作活動について聞いた。
「人生に寄り添う楽しさが、この仕事の魅力だと思います。助産学生時代はなかなか大変なので、自分の楽しみも大事に気分転換しつつ、過ごしてほしいです!今、Instagramで『産科病棟ものがたり』という連載をしています。学生時代とはまた違った仕事としての助産師について描いていく予定なので、良ければこちらも覗いていただけるとうれしいです!」


助産師という仕事を、温かさと優しさあふれる雰囲気で描くモクコさん。ぜひ一度、漫画を読んでみてほしい。
取材・文=松原明子