英語の勉強方法や崖っぷちの仕事に恋愛まで!ワーホリでのカオスな経験をありのまま漫画に。「すべてが貴重な人生の財産」【作者に聞く】
何でもない日常が楽しい海外生活。つらい経験も「なんとかならないことはない」
17歳の頃から漫画家のアシスタントとして働いていたというAmyさん。長く続けていた仕事を辞め、ワーホリに行こうと決断した理由を聞いてみた。
「当時は漫画家を目指していたのですが全くうまくいかず、正月に1年を振り返ったときに『この1年何かしたっけ?』と思うくらい屍状態の日々を過ごしていました。アシスタントをしていた漫画家の先生が年に1度の社員旅行で海外に連れていってくれていたことをきっかけに興味を持ち、『このまま人生を終えたくない』と思いワーホリを決意しました」


語学学校に通ったり、アルバイトをしたり、旅をしたり、ワーホリ中の過ごし方は人によってさまざま。言語や文化が違う外国での日々は、刺激的な経験になるだろう。Amyさんが海外生活で思い出に残っているエピソードを聞いた。
「何でもない日常が本当に楽しいです!スーパーで現地の人と同じように買い物をしているときや、現地の人とのつながりができたとき、その土地がホームになりつつあることを実感してうれしくなります。そんな中でできた友達と家で1日中お話ししたり、カフェに行ったり、ビーチに行ったり…そんな普通の日々が今では最高の思い出です」



一方で、大変だった経験も。誰かにすぐ助けを求めにくい外国で、どのように乗り越えてきたのだろうか。
「つらい経験は数えきれないほどあります。すべて漫画にしていますが、特に仕事が見つからず貯金が尽きそうになったことや、オーストラリアのファームでの奴隷生活は死ぬほど大変でした。でも、そういう崖っぷち状態に陥ると、英語での電話など普段は絶対できないような行動力を発揮するんですよね…。ピンチはたくさんありましたが、すべてなんとかなってしまったので、『結局どんなことが起こってもなんとかならないことはないんだな』と今では確信しています」



