子どものとき、異性に言われた「キモイ」が原因で自信を消失。トラウマを抱えた男にメンエス嬢がかけた一言とは?【作者に聞く】

「キモイ」や「ブス」など子どものころの暴言に自信を失った人へ、せめて漫画の中で「あなたは悪くない」と伝えたかった

クラスの女子に「キモイんだよ男のくせにナヨナヨしやがって」「なんで男子のくせにピンクの筆箱なんて持っているんだよ」とからかわれていたユキオ。あるとき、体育の授業でペアを組むことになった女子に「えーやだぁオカマじゃんキモっ」と拒否される。蒼乃シュウさんに今回の漫画を描こうと思った理由と、一番描きたかったことを聞いてみた。

「小学生時代に異性から言われた心ない言葉に傷つき、いまだに引きずっている人は結構多いように感じます。今回のお話では女子がユキオ『キモイ』と言いましたが、実際には男子が女子に『ブス』と暴言を吐くことも多いのではないでしょうか。子どもは残酷なのでそういうことを気軽に言いがちだけど、『子どもだから仕方ない』で片づけられる問題ではないと思っています。また、『いじめるのは好きだからだ』とか『好きな子の気を引くためにちょっかいを出す』といった、昔からよくある考えにも納得できません。

そういう子どものころに受けたからかいをいつまでも気にして自信がもてないままだと、これからの人生があまりにももったいない!だからせめて漫画の中で、『あなたは悪くない』と言ってあげて、自信を取り戻してほしかったんです」

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