夫がくれた手作り生キャラメルや、義父の究極の焼き芋。家族と食を描いた漫画「私の思い入れグルメ」に「おいしそう」「やってみたい」の声【作者に聞く】
夫婦の思い出のメニューは、今は家族みんなで食べられる大切な料理に
付き合う前の夫がホワイトデーのお返しにくれた、ラベルまで手作りの生キャラメルや、イライラしたときに心を落ち着かせる水出しコーヒー。特別な一品から素朴な一杯まで、思い出のエピソードとともに描かれている「私の思い入れグルメ」。峯さんが漫画を描こうと思ったきっかけは何だったのだろうか。
「私は『孤独のグルメ』のような、おいしそうな料理が出てくるドラマが大好きなんです。見ていて幸せな気持ちになりますし、元気が出てきます。私も読んだ人がほっこりするおいしそうな料理が出てくる、そんな漫画が描けたら…と思ったのが創作のきっかけです。もともと家族の日常をエッセイ漫画にして発信していたので、そこに食を掛け合わせてみました」

「私の料理の先生は夫です」という峯さん。実は、結婚前は実家暮らしで料理はほとんどしなかったそうだ。結婚後、調味料の使い方などの料理の基本は旦那さんから教わったという。現在は旦那さんと2人の娘さんの4人で暮らす峯さんに、普段よく作る料理を聞いてみた。
「よく作るのは餃子です。私はニラが苦手なのですが、そんな私のために夫がしそを使った餃子のレシピを考えてくれて、結婚して初めての休日に2人で作った思い出の料理でもあります。次女の小麦アレルギーが発覚してからは米粉の皮でその餃子を作っています。『しそ餃子』は家族みんなで食べられる大事な料理のひとつです」


