【メンエス漫画】サークルクラッシャーに誘惑され、親友を裏切った過去。自分を許せない男を救ったメンエス嬢の一言とは?【作者に聞く】
長年の友情をたやすく破壊する「サークルクラッシャー」
小学生のときから「集団になって正論をかざす女子」が嫌いだった硬場。女子から嫌われていたが、親友がいたので平気だったと振り返る。そして親友と「一生結婚せず、将来一緒に住もう」と約束する。それから中学・高校と共に剣道に打ち込むが、ある日入部してきたマネージャーによって、この関係は突如終わりを迎える。
長年培ってきた「男の友情」を見事に壊すこのマネージャーは、どういう意図で生み出したのだろう。






「『サークルクラッシャー』的なキャラクターを描いてみたいと思っていました。『サークルクラッシャー』とは、サークルの男子全員を誘惑して自分を好きにさせ、最終的にサークルを潰す女子のことです」
筆者の学生時代にもこういう女性はいたような気がするし、意外と昔から実在しているのかもしれない。
「昭和なら『ぶりっ子』、最近なら『あざとい』という印象で、周りにいたら迷惑そうですね。でもキャラ的には嫌いではないです。この手の女子は、ただ単に『異性にモテることで自己顕示欲を満たす』のが目的なので、好きでもなんでもない男子に対して気のあるそぶりをして誘惑します。女子からすると見え見えですが、なぜか男子は気づかないんですよね(笑)。硬場も非常に単純な男なので、マネージャーの誘惑にホイホイ引っ掛かってしまいます。しかし彼女がサークルクラッシャーとは気づいていないので、誘惑に乗ってしまった自分が悪いんだと長年思い込んでいるのです」

