美人は本当に幸せなのか?女性からは疎まれ男性からは言い寄られ、集団になじめなかった過去【作者に聞く】
幸せになるには、「嫉妬されても孤立してもいい」と開き直ることも大切
顔を隠して背中を丸め、なるべく目立たないように生きてきた加恋は、自身の持つ美しさという才能をうまく使えずにいた。しかし幸せになるには、「多少の開き直り」も必要だと蒼乃シュウさんは語る。
「どんな人でもそうですが、生まれ持った自分の能力や才能を信じて伸ばそうとする努力を怠っていると、いつまでも自分に自信が持てないのではないでしょうか。加恋は幼いころの家庭環境が悪かったことも影響し、自分の美しさを才能として使うことができませんでした。家庭環境ももちろん大切ですが、大人になってからは自分の幸せは自分で責任をもたなければいけません。自意識過剰でもいい、嫉妬されてもいい、孤立してもいい、と開き直ることも大事ではないでしょうか」




