「お母さんから一生離れちゃダメよ」と言われ続けていたのに、突然「いつまで独身でいるつもり?」と聞かれて絶句…【作者に聞く】
ねっとりと縛り付けてくる過干渉の母親を描きたかった
今回は以前から気になっていた「母と娘」の関係について描きたいと思いました。これまでの客も「親の言葉」がトラウマの原因になっていることが多いのですが、暴言やネグレクトなどのわかりやすい毒親ではなく、もっと緩やかにねっとりと縛り付けてくる過干渉の母親を表現したかったんです。
本人も気がつかないうちに母親から意思も力も奪われてしまっていることは、よくあることだと思います。大好きなお母さんを傷つけてはいけないと、娘が罪悪感を抱くように仕向けられていることも多いかと…。ただ、すべて親のせいだ!と言いたいわけではなく、そこに気づくことで自分を取り戻すことは可能ではないでしょうか。




