小諸城址 懐古園

「日本100名城」に選定されている小諸城を中心に整備された緑豊かな公園。小諸城は平安時代末期が始まりとされ、豊臣秀吉天下統一の時代に仙石秀久が大改造を行い城下町より低い位置にある全国的にも珍しい穴城となった。園内には国の重要文化財となる三の門をはじめとする歴史的建造物が残されているほか、藤村記念館、小山敬三美術館、徴古館、小諸義塾記念館などの施設や動物園、遊園地を併設し、大人から子どもまで楽しめる施設が充実。また「日本さくらの名所100選」にも選定されおり、馬場を中心にソメイヨシノをはじめとした約500本の桜が園内各地に植栽されている。特に小諸でしか見られないコモロヤエベニシダレの、開花直前の紫がかった紅色から開花とともに徐々に淡く変化していく色彩の美しさは一見の価値あり。