ピンチの飲食店や観光地を応援したい!手軽にサポートできるプロジェクトまとめ

東京ウォーカー(全国版)

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新型コロナウイルスの影響で、おでかけ先や行きつけのお店に足を運べない日々が続き、飲食店をはじめ、観光地や宿泊業などで働く人々は苦境を迎えている。「ピンチのお店や人を少しでも支えたい」という気持ちに応えるべく、飲食店の先払いサービスやテイクアウト店舗の紹介サイトなどが続々とスタート。中でも、ネットを通して手軽に利用できるプロジェクトを紹介する。

スマホアプリ「ごちめし」、食事代の先払いサービス「さきめし」を開始


スマートフォンアプリ「ごちめし」で先払いサービスが利用できる「さきめし」

スマートフォンアプリ「ごちめし」は、西海みずき信用組合と連携し、飲食店へ食事代を先払いし、コロナウイルスの終息後に店舗を訪れてもらうサービス「さきめし」を開始。

ごちめしアプリや、参加店舗一覧サイトからインターネット決済することで、店舗にすぐ売り上げが入り、決済したユーザーは6カ月以内に来店して先払いしたメニューを食べることができる。4月8日からは、飲食店に限らず、全ての業界・全ての地域で活用できるようサービス範囲を拡大した。

「ふるさとチョイス」、ふるさと納税の寄付で事業者を支援できるページを開設


ふるさとチョイス「新型コロナウイルス被害事業者向け支援プロジェクト」

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」では、「新型コロナウイルス被害事業者向け支援プロジェクト」をスタート。全国の自治体と連携して、ふるさと納税の寄付で支援ができるページを立ち上げた。

対象は、給食関連事業者、観光事業者、外食産業、花き産業関連事業者。寄付をすると、肉、お米、パン、お菓子などの食品はじめ、宿泊チケット、フラワーアレンジメントといった返礼品がもらえる。

テイクアウト実施店舗を地図で紹介する「Save Restaurants! Tokyo Take Out Map」


「Save Restaurants !」のベータ版ページ

テイクアウトを実施している飲食店を地図にまとめて紹介するサイト。地図上のアイコンをクリックすると、店舗の詳細な位置や情報を知ることができる。新しくテイクアウトを始めた店舗も掲載されているのが特長だ。
 
4月9日現在、東京都・神奈川県・関西圏(大阪・京都・兵庫・奈良・三重・滋賀・和歌山)・長野県の店舗を掲載しており、今後は千葉県・埼玉県・愛知県・石川県・富山県・福岡県ページの展開が決まっている。

「クラシルストア」で飲食店・宿泊業者の無償出店をスタート


「クラシルストア」の商品紹介ページ

レシピ動画サービス 「クラシル」を運営する株式会社delyは、同社の食品ECサイト「クラシルストア」で、予約や来店客が減少している飲食店などへの無償出店を実施中。4月9日からはホテルオークラが商品を出品するなど、ホテルや旅館などの宿泊業者の出店受付も開始している。

テイクアウトサービスや実施店舗の情報拡散


POTLUCK・PICKS・TABETEの3サービスが連携して飲食店を支援

定額制テイクアウトアプリ「POTLUCK(ポットラック)」、モバイルオーダー&ペイアプリ「Picks(ピックス)」、フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を運営する3社が連携し、テイクアウトでの飲食提供を行う飲食店の認知獲得を支援する取り組みを開始。
 
現在、Twitterで「#テイクアウトしよう」とハッシュタグを付けて店舗やテイクアウトメニューの紹介を投稿すると、各サービスの公式Twitterアカウントが情報拡散してくれる仕組みだ。

観光業界を応援する「#みんなでまた行くね 日本旅先応援プロジェクト」


「#みんなでまた行くね 日本旅先応援プロジェクト」

旅行・観光業界を応援できるユーザー参加型プロジェクト、「#みんなでまた行くね 日本旅先応援プロジェクト」が3月末よりスタート。
 
旅先で撮影した写真1枚を、Instagram・Twitterでハッシュタグ「#みんなでまた行くね」をつけて投稿すると、写真がデジタルマップにマッピングされ、みんなで作る“過去最高の旅先マップ”が完成する。募集は4月20日(月)まで、マップの公開は4月24日(金)を予定している。

クラウドファンディングサイトでの支援プログラム


CAMPFIRE、クラウドファンディングを通じた新型コロナウィルスサポートプログラム開始

大手クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」では、イベント中止・自粛を発表したアーティストやイベント事業者、飲食店舗、宿泊施設などで経営・生産に大幅な支障をきたした事業者を対象に、通常12%のサービス手数料を免除し、決済手数料5%のみでクラウドファンディングが実施できる支援プログラムを開始。インターネットを通じて、個人が各事業者に対し資金援助することができる。
 
このほか、「READYFOR(レディーフォー)」や「MOTION GALLERY(モーション・ギャラリー)」といったクラウドファンディングサイトでも、同様にサービス手数料なしの支援プログラムを展開している。

地域・市町村での支援事業や取り組みも続々


仙台市が「テイクアウトはじめましたプロジェクトin仙台」がスタート

宮城県仙台市では、市がウェブサイト「テイクアウトはじめましたプロジェクトin仙台」を公開。飲食店やホテル、旅館などのグルメを自宅で楽しめるよう、市内で利用可能なテイクアウトや宅配サービスを紹介する事業だ。
 
また、茨城県水戸市でも水戸商工会議所が、会員事業所でお持ち帰りできる食品やテイクアウトサービスを扱っているお店を紹介する「#テイクアウトミト」を公開している。
 
福島県会津若松市では、会津大学発のベンチャー企業の「シンク」は、ウェブサイト「ふくしま先腹(さきばら)い応援団」を開設。会津若松市内の店舗を紹介し、支援した店舗で1年間有効の先払いクーポン「ふくしま券」が購入できる。
 
静岡県浜松市では、同市の企業「55634」が、浜松エリアでテイクアウトのお持ち帰りができる飲食店のポータルサイト「テイクアウト浜松」を開設した。
 
紹介したもの以外にも、さまざまな形で支援の輪が広がっている。気になったプロジェクトやサービスがあれば、ぜひ利用して応援につなげてみよう!

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