自然豊かな京都大原に佇む名刹「三千院」の見どころを徹底ガイド!行事や季節限定のお守り情報もチェック【コロナ対策情報付き】

2021年4月7日 16:00更新

東京ウォーカー(全国版)

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三千院の見どころや楽しみ方など、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

三千院ってどんなところ?1200年の歴史と格式、風光明媚な景観が人々を魅了する名刹

三千院は延暦年間(782~806年)に創建された1200年の歴史を持つ格式高い寺院。天台宗五箇室門跡のひとつで、伝教大師最澄が比叡山東塔南谷(とうどうみなみだに)の山梨の大木の下に一宇を構えたことが起源とされている。現在の京都府大原の地に遷移し「三千院」と呼ばれ始めたのは1891年以降で、境内には聚碧園、有清園といった美しい庭園や往生極楽院、宸殿、客殿などの荘厳な建築物、国宝の阿弥陀三尊坐像をはじめとした貴重な文化財を見ることができる。京都の中心部から離れた自然豊かな大原の山里に位置し、紅葉や紫陽花、桜など四季折々の景観も楽しめることから年間を通して多くの参拝客が訪れる。

「聚碧園」と「有清園」の2つの庭園をはじめ文化財や、歴史的建築物など見どころが満載画像提供:三千院

紅葉時に客殿から望む「聚碧園」は息を吞む美しさ画像提供:三千院


【見どころ1】「聚碧園」と「有清園」からの景観はまるで絵画のよう!

三千院を訪れた際にぜひ鑑賞してほしい庭園が「聚碧園」と「有清園」。池泉観賞式庭園(ちせんかんしょうしきていえん)の「聚碧園」は客殿から、池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)の「有清園」は宸殿から三千院のシンボルともいえる景観を望むことができる。春には桜やシャクナゲが咲き、夏の新緑や冬の雪景色も庭園を美しく演出。紅葉の季節に赤や黄色に染まる庭園はひと際美しく、まるで絵画のような絶景が一面に広がる。

「聚碧園」を望む客殿の縁側ではお抹茶を楽しむこともできる(有料)画像提供:三千院

宸殿より往生極楽院を眺める「有清園」。絵画のような景観が目の前に広がる画像提供:三千院


【見どころ2】緑の中に佇む「わらべ地蔵」の微笑ましい姿に癒やされよう

苔むす庭園のいたるところに佇む「わらべ地蔵」を探してみよう※杉村孝、作画像提供:三千院

往生極楽院の南側や弁天池脇など庭園のあちこちには小さな「わらべ地蔵」がひっそりと佇んでいる。これらは石彫刻家の杉村孝氏の手によるもので、きれいな緑色に苔むしており、その穏やかな表情や手を合わせる姿は微笑ましく見る者の心を癒やしてくれる。

【見どころ3】6~7月は数千株の花々が咲き誇る「あじさい苑」へ

紫陽花の見どころとしても名高い三千院画像提供:三千院

境内の「あじさい苑」には数千株の紫陽花が植栽されており、6月中旬頃から小あじさいや希少な星あじさい(七段花)が咲き始めるのが特徴。山あじさい、額あじさいと順番に花開き、7月上旬頃まで色とりどりの花々を鑑賞できる。そびえ立つ杉木立をぬって、美しく咲き誇る紫陽花の姿は必見。

【イベント】左義長、不動初縁日護摩供、節分会、初午大根焚きなど冬の三千院は行事が盛りだくさん

左義長
宮中における小正月の火祭行事で、1月15日に正月飾りや古いお札、お守りを発遣して焚き上げ供養する。その炎で焼いた鏡餅を食べると1年間を無病息災で過ごせるとされ、当日は「おぜんざい」に入れての無料接待も行っている(別途拝観料700円が必要)。

参拝者の過去の罪科を祓い、今年の無病息災を祈願する「左義長」画像提供:三千院


不動初縁日護摩供
初縁日の1月28日は「千日参りの日」とされ、「千日」お参りすることと同じ功徳を授かり、1年間の開運が約束されると言われている。この日三千院では不動護摩供の祈願法要を行い、護摩木を不動明王の智慧の炎で祈祷する。

年の初めの縁日に不動護摩供の祈願法要を執り行う画像提供:三千院


節分会
三千院では2月3日に、1年の日数分である365巻の般若心境を唱えその年の無事息災を祈願している。祈祷済みの福豆も用意されており自由に持ち帰ることができる。

節分会では「一年間災いがなく、幸せに暮らせますように」と祈願画像提供:三千院


初午大根焚き
古くからある農耕儀礼で、五穀豊穣の神である稲荷明神が神馬に乗って君臨した故事にちなみ立春を過ぎて初めての午(うま)の日に行われる法要。期間中は地元大原の畑で有機栽培された大根を不動護摩供にて加持し、大釜で炊いたものを参拝客に無料で振る舞う(別途拝観料700円が必要)。

三千院の冬の風物詩「初午大根焚き」画像提供:三千院


【お土産、買い物】桜、あじさい、もみじをモチーフにした季節限定のお守りは要チェック!

「季節守り」は桜、あじさい、もみじの3種類画像提供:三千院

三千院ではさまざまお守りを授与しているが、桜、あじさい、もみじをかたどった「季節守り」が参拝記念やお土産として人気。四季の景観が美しい三千院ならではの「季節守り」はかわいらしいフォルムでお土産としてももちろん、自分用にも欲しくなってしまう。3種類はそれぞれ季節限定の販売となっているのでぜひチェックしてみよう!

【施設担当者のコメント】積雪時には凛とした空気と静寂な空間が広がり、景観の美しさがさらに際立つ

例年紅葉の季節や大型連休時などは混み合いますが、冬場は比較的人出が少なくゆっくり参拝していただけます。積雪時には凛とした空気と静寂な空間が広がり、景観の美しさがさらに際立ちますので、ぜひいらして下さい。(三千院門跡 参拝部 千田亜希子さん)

【所要時間、アクセス、混雑状況】三千院へはバスや電車など公共交通機関で

三千院へのアクセスはJR京都駅から地下鉄と京都バスを乗り継ぎ大原バス停まで約52分、またはJR京都駅から大原バス停まで約65分。大原バス停から三千院までは徒歩約10分となる。なお車では国道161号琵琶湖西縦貫道路を経由し真野ICから約30分だが、専用駐車場の用意がないため近隣の有料駐車場利用となる。境内見学の所要時間は平均約40~50分だが、紅葉シーズンや行事の際は混雑が予想されるのでなるべく公共交通機関を利用し、時間に余裕を持って出かけよう。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・受付および各諸堂に消毒液を設置
・売場にアクリル板を設置
・参拝客のマスク着用を徹底

<施設情報>
・住所:京都府京都市左京区大原来迎院町540
・アクセス:【電車】JR京都駅から京都バス大原行きで大原停留所下車、徒歩10分
・営業時間:9:00~17:00(11月は8:30~17:00、12月~2月は9:00~16:30)
・定休日:なし
・駐車場:なし
・拝観料:一般700円、中学生・高校生400円、小学生150円

取材・文=角川アップリンク

※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止のため、参拝時間の変更および参拝方法の変更、行事や法要の日程を変更中止する場合あり。参拝時は公式サイトとFacebookを要確認。

※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2021年3月時点の情報です。

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