「ラーメンWalker九州グランプリ」総合部門発表!福岡・佐賀・大分・長崎の名店を一挙紹介

2020年11月19日 19:15更新

東京ウォーカー(全国版)

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ラーメンのプロ集団・百麺人とラーメンファンの投票による、九州エリアのグランプリが決定!地域の特色や店主のこだわりが光る数々の名店を、県別に一挙紹介。今回は福岡・佐賀・大分・長崎の情報をお届け!<※情報はラーメンWalker九州2021より>

【福岡】第3位「博多らーめん ShinShin 天神本店」(福岡市・天神)

観光客からも絶大な人気を誇る、屋台ゆかりのシンプルさ

屋台出身の店主・中牟田信一さんが考案したラーメンは、豚骨と醤油ダレの程よい甘さが立つまろやかな味わい。臭み、えぐ味をしっかり取り除くため、女性でも食べやすいと評判だ。極細麺は喉越しがよく、スープとの絡みも抜群。焼きラーメンなどのメニューもあり、夜はちょい飲み酒場としても利用できる。

スープは豚骨をベースに、少量の鶏ガラを加え、白濁させたもので、強い甘味が特徴。店内には訪れた有名人のサインが並ぶ。「お土産ラーメン」(3食入り・1190円)も販売している。

<住所:福岡市中央区天神3-2-19 営業時間:11:00〜翌3:00(LO2:30) 休み:なし>

【福岡】第2位「博多一双(いっそう) 博多駅東本店」(福岡市・博多駅東)

スープの旨味を重ねた泡系。まさに“豚骨カプチーノ”

ラーメン職人の山田兄弟が、博多らしさを突き詰めて編み出した濃厚豚骨で勝負。煮込み時間や濃度の異なる3本の寸胴のスープをブレンドする“呼び戻し”製法で、旨味と泡感を立てた一杯を作り上げている。骨の量や炊き方などを定期的に見直すなど、挑戦し続ける攻めの姿勢も人気の秘訣だ。

店主を務める山田兄弟は、共に10代から同じ博多ラーメンの名店で修業。博多一双は兄・晶仁さんが25歳で立ち上げた。両人、各地で食べ歩きするほどラーメン好きでもある。

<住所:福岡市博多区博多駅東3-1-6 営業時間:11:00〜24:00(LO)※売り切れ次第終了 休み:不定>

【福岡】第1位「博多元気一杯!!」(福岡市・下呉服町)

頭骨から出た脂が表面に浮かぶスープは、豚骨の芳醇な旨味をダイレクトに味わえる

かつては“スープを愛する人のみが集まる専門店”として、口伝えで紹介を受けなければ入店できなかったが、営業方針の転換により2017年ごろからは誰でも気軽に利用できるようになった。そんな同店の魅力は何といっても、アクを取らない独自の製法で作り出す、臭みのない白濁した豚骨スープ。材料は、九州産の豚の頭骨と水のみ。一番スープだけを使うため、雑味のない濃厚な旨味とクリーミーな口当たりを楽しめる。

店主の土井一夫さん

ツルシコ食感の麺は、製麺所と試行錯誤を重ねた末にたどり着いた特注品。ちなみに、店の目印である“青いバケツ”の有無で営業中か否か判断できると言われているが、実はそれは誤り。正しくは、“シャッターが完全に上がっていれば営業中”なので注意しよう。

<住所:福岡市博多区下呉服町4-31-1 ゾンターク博多Ⅰ 1F 営業時間:11:00〜22:00(LO21:40)、土日祝〜20:00 休み:不定>

佐賀県の第3位・第2位は、残念ながら都合により取材できなかった人気店。第3位の「秀ちゃんラーメン」(杵島郡・白石町)では、佐賀随一の細麺を店主が絶妙の茹で加減で上げる。第2位の「らーめん もとむら」(佐賀市・鍋島町)の特徴は、“滋味あふれる”という表現がぴったりなスープ。食後もふくよかな余韻が残る。

【佐賀】第1位「幸陽閣(こうようかく)」(佐賀市・下田町)

先代より継いだ味を忠実に守る、若き2代目が作る伝統の味


佐賀市松原にあった「一休軒本店」(現在は閉店)で修業した川上悟さんが、1974年に開業したラーメン店「幸陽軒」が前身。現在は川上さんの義理の息子である吉田さんが切り盛りしている。豚骨100%のスープで作る一杯は、川上さんのマンツーマン指導のもと習得したもの。継いだ当初は「味が落ちた」と言われることもあったが、今では「昔と変わらない味だね」と古参の客にも認められる実力店となった。

店主の吉田聖次さん

人気の「ラーメン」(600円)は、とろみのある茶褐色の豚骨スープに、佐賀市内の農家から仕入れる香り高いネギ、塩けの効いた豚モモのチャーシュー、正方形にカットした海苔がのる。シンプルながら、最後まで飽きがこない。

<住所:佐賀市下田町3-31 営業時間:11:00〜16:00(LO15:45) 休み:月曜>

【大分】第3位「一骨家(いっこつや)」(大分市・畑中)

【写真】“呼び戻し”スープで作る、超濃厚なインパクト大の一杯

こってりの限界を追求した泡系豚骨で、県内外のラーメン好きを虜にする。新鮮なスープをつぎ足しながら煮込む“呼び戻し”スープは、豚の旨味を感じられつつもスッキリした味わいが特徴。店長の塩月陽子さんは、一骨家のラーメンが好きなあまり、2019年にアパレル業界から転身し入社。兄で店主の塩月英生さんによる厳しい修業を経て、同店の店長に就任した。

「特製豚骨ラーメン」(790円)は、香ばしい炙り豚バラと、トロトロの漬け軟骨チャーシューなどがのり、ボリューム満点のメニュー。麺の硬さやスープの濃さが選べるのも特徴だ。また、豚骨が苦手な人向けに、厳選素材で作る「極上豊後灘塩ラーメン」(830円)もある。

<住所:大分市畑中8 ビクトリーハイツ1F 営業時間:11:00〜23:30 休み:水曜>

また、同率で大分県の第3位となった「ラーメン専門店 藤原来々軒」(佐伯市・鶴岡町)は、店舗都合により新規取材NG。しかし、注目の佐伯エリアの中でも外せない1軒だと、識者の評価は高い。

【大分】第2位「手のべ冷麺専門店 六盛(ろくせい)」(別府市・松原町)

別府を代表する人気店。冷麺と中華そばで多くの人を魅了

別府冷麺の元祖とされる名店の味を再現するため開業。名物は、店名どおり「冷麺」(790円)で、羅臼昆布と厚葉昆布、国産牛で取るスープは奥深いコクと旨味を感じられる。冷麺の作り方を基に独学で生み出した「中華そば」(750円)、豚骨ベースの「ラーメン」(750円)も好評。

店内はL字のカウンターと、テーブル席を配備。全国から客が訪れており、開店前から行列ができる。店主の関屋太介さんは、20代前半より麺作りなどから店の手伝いを始める。人気の低迷による閉店の危機を乗り越えて、現在も親と共に2代で厨房に立ち、腕を振るっている。

<住所:別府市松原町7-17 営業時間:11:30〜14:00(LO)、18:00〜20:00(LO)※売り切れ次第終了 休み:水曜>

【大分】第1位「二代目ラーメン カヨ」(佐伯市・蒲江)

2代目に受け継がれた、世代を超えて愛される佐伯豚骨

先代の松田加代子さんが1995年に独学で始めた、佐伯のラーメンを語るうえで外せない“海っぺりのクリーミー豚骨店”。2017年秋に一度閉店したが、嫁の美知代さんが継承し、2018年3月に復活した。豚のゲンコツと背骨を12時間以上煮込んだスープは、豚骨のコクとニンニクの風味が心地よく、先代の味を彷彿とさせる。

店主の松田美知代さん

「せっかくここまで来てくれたんだから、うちの店ならではの味を楽しんでほしい」という思いで、2019年5月ごろから麺を店の裏にある製麺機で作る自家製に変更。モチモチ感が増し、スープとの絡み具合もよくなった。先代のレシピにならい強火で作る「焼き飯」や、あんに豚骨スープを加えた大ぶりの「とんこつ餃子」(4個・300円)も評判がいい。

<住所:佐伯市蒲江畑野浦117-2 営業時間:11:00〜14:00(LO) 休み:不定>

【長崎】第3位「香蘭(こうらん)」(佐世保市・三浦町)

冬季には九十九島カキもイン。佐世保随一のちゃんぽん店

1968年創業。地元民から観光客にまで広く愛され続けている、佐世保を代表する「長崎ちゃんぽん」の名店。味の決め手は、豚骨と鶏ガラから取る秘伝のスープ。魚介など10種以上の具材を投入することで、豊かな旨味を作り出す。10〜4月ごろは、「九十九島カキ」が無料で追加されるのもうれしい。

ちゃんぽんの具材は10種以上。サッと炒めることで野菜はシャキシャキ食感に。創業当時から厨房に立ち、変わらない味を守り続けるのは、御年79歳になる店主の野田義晴さん。一日平均200杯出る看板メニューのちゃんぽんと皿うどん作りに腕を振るう。

<住所:佐世保市三浦町21-28 営業時間:10:30〜19:00(LO)※材料がなくなり次第終了 休み:月曜(祝日の場合翌日)>

【長崎】第2位「貝白湯(カイパイタン)専門店 らーめん砦(とりで) 万津店」(佐世保市・万津町)

貝の旨味がたっぷり。港町ならではの独創的なラーメン

佐世保の名産・赤マテ貝など数種の貝、香味野菜、大豆の搾り汁から生み出す「貝白湯スープ」が多くのラーメンファンを魅了。旨味とコク、キレにこだわる貝白湯スープは、滋味深くまろやかな口当たり。試行錯誤の末、豚骨と鶏ガラ不使用の「貝白湯スープ」を完成させた。

独創的な「超人的海老潮」(900円)のほかにも、ワタリガニを使用した「吟醸」(1000円)など、創作ラーメン8種を用意する。締めは、残ったスープにご飯を入れる「ダンクライス」(150円〜)が定番。最後の一滴まで堪能したい。

<住所:佐世保市万津町7-11 営業時間:11:30〜15:00、17:00〜20:30 休み:不定>

長崎第1位「BABAKE(ババケ) 江戸町本店」(長崎市・江戸町)

故郷・長崎で夢を叶えた、ラーメン好きの兄弟が送る一杯

居酒屋やカフェなど飲食業に携わってきた兄・馬場淳さんが、自身の出身地である長崎でラーメン店を開きたいという思いから、弟の聡さんと共に2012年にオープン。淳さんが広島の人気ラーメン店での修業を経てたどり着いた、豚骨と鶏ガラを1日半かけて煮込む濃厚スープが味の要だ。これに塩ダレと焦がしネギを加えてあっさり仕立てた「白」、醤油ダレとマー油でコク深く仕上げた「黒」の2種が看板。麺は「BABAKE 興善町店」で毎朝打っている。スープとの相性を考えた低加水麺で、ツルッとすすりやすい。

店主の馬場聡さん

同じ豚骨スープを使う「麻辣坦々麺」や、辛さとマイルドさが絶妙な「汁なし坦々麺」も評判。夜はラーメン店以外での経験を生かし、鶏ガラを長時間煮込んだスープの「もつ鍋」(1人前1300円、注文は2人前から)といった居酒屋メニューもある。

<住所:長崎市江戸町6-13 営業時間:11:30〜14:00(LO)、18:00〜22:30(LO)※日曜は昼営業のみ 休み:月曜>

同じ九州エリアでもさまざまなラーメンが登場。ここで紹介した店はいずれも「ラーメンWalker九州2021」のお墨付き。ぜひ本誌を持って店を訪れてみて。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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