内田理央「エッチなセリフをなるべくポップに」話題の「来世ちゃん2」撮影秘話

東京ウォーカー(全国版)

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性依存系女子、BLオタク、魔性のタラシ、処女厨、風俗ガチ恋など、恋愛と性をこじらせたイマドキ男女の恋愛模様を赤裸々に描く同名漫画を原作にした、ドラマParavi「来世ではちゃんとします」(テレビ東京ほか・2020年)。

「来世ではちゃんとします2」で主人公の大森桃江を演じる内田理央


恋に悩む女性たちからの共感の声が殺到し、続編のドラマParavi「来世ではちゃんとします2」(テレビ東京系・毎週水曜深夜0時40分、Paraviにて毎話独占先行配信中)が放送中だが、そんな本シリーズで主演を務めるのが内田理央だ。

「来世ではちゃんとします2」第5話、大森桃江(内田理央)とセフレAくん(塩野瑛久)(C)「来世ではちゃんとします2」製作委員会


5人のセフレと愛を営む性依存系女子・大森桃江という過激な役を体当たりで演じ、女優として新たな評価を得た内田。そんな彼女に、本作の魅力や、1話で見せたジャングルジム緊縛など過激なシーンの裏話を直撃!

また、9月には30代に突入する内田に20代を振り返ってもらうと、10代の頃から大きく変化したという性格についてや、30代の目標も打ち明けてくれた。


「恋をすると感じる切なさや寂しさ、心の痛みに共感していただけたのかな」

――続編の話を聞いた時、率直にどう思いましたか?

【内田理央】シーズン1はもともと「女性に共感してもらいたい」という思いでみんなで制作していて。どういう風に伝わるのかドキドキしていましたが、Paraviで20、30代の女性がたくさん見てくださっていると聞いて。頑張ってきたことが伝わったと、すごくうれしく思いました。

――シーズン1は、動画プラットフォームでも人気を集めていますね。

【内田理央】そうなんです。みなさんに観ていただいたおかげで、Netflixではまさかの日本ランキングの4位にランクインしたことがあって。私が好きなアニメの「呪術廻戦」と「進撃の巨人」に挟まれていて、その時はめちゃめちゃスクショを撮りました(笑)。


――特に共感の声が大きい女性の視聴者は、どういったところに魅力を感じていると思いますか?

【内田理央】私は原作の漫画を読んだ時に、普段何となく感じたことをおもしろく、そして分かりやすく言葉にしているのがすごいなと感じて。セフレが5人いる主人公は一見過激に見えますが、桃江のような恋愛観を持っていなかったとしても、恋をすると感じる切なさや寂しさ、心の痛みに共感していただけたのかなと思います。

――桃江は承認欲求や好奇心、寂しさの狭間を生きるアラサー女子ですが、内田さん自身が共感する部分はありますか?

【内田理央】シーズン2では、シーズン1よりも恋愛が色濃く描かれていて。セフレのEくん(おばたのお兄さん)と付き合ってうまくいかず、会社の同僚の松田くん(小関裕太)とセフレAくん(塩野瑛久)と三角関係になるというストーリーも出てきます。

桃江は幸せになりたいのに、関係を持つ相手が欲しいものばかりを与えてしまって、自分が幸せになれないというもどかしさや切なさを抱えていて。私も人のことばかり考えて気を遣い過ぎてしまい、自分を大事にできない時はあるので、そういうところは共感しました。

「来世ではちゃんとします2」第5話のワンシーン(C)「来世ではちゃんとします2」製作委員会


恋愛観という意味では、桃江と私は違いますね。桃江は「どうでもいい人に選ばれるより、本命に遊ばれていた方が全然いい」と言いますが、私はそうとは思えないです。学生時代にあまり恋愛の経験がなく、桃ちゃんみたいに人をたくさん好きになれず、逆にそれで悩んでいたタイプでした。

「来世ちゃん」が目指したのは“ほっこりエロラブコメディ”

――シーズン2の1話では、ジャングルジム緊縛がSNSで話題になっていましたが、劇中の過激なシーンはどのように撮影されているのですか?

【内田理央】過激なシーンだからこそ、現場では楽しく和気あいあいと、みんなでアイデアを出し合いながら作っています。ジャングルジムに縛られたシーンは、オンエアは短いですが、3、4時間くらいかけ細かく丁寧に撮っていて。体制が辛すぎて、腰をやられました(笑)。撮影中に「限界が来ました」と言って縄を解いてもらい、ストレッチしてましたね(笑)。


――過激なシーンはコミカルな演出がされていて、女性も受け入れやすいのではと思います。際どいシーンを演じる際に、気を付けていたことはありますか?

【内田理央】女性が見ても嫌悪感を抱かないようにという点は、すごく気を付けていて。例えば、「ああん」というセリフも、原作の4コマ漫画だったらいいものが、ドラマで生の人間が演じると生々しくなり、「うっ…」と感じてしまうかもしれない。なので、監督やプロデューサーさんと相談しながら、エッチなシチュエーションやセリフをなるべくポップに演じるようにしました。


恐れ多いんですけど、このドラマは夜の「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」をイメージした“ほっこりエロラブコメディ”を目指しているんです。最初は難しかったのですが、今ではこれが「来世ちゃん」の雰囲気と言えるようになってきて、演じるのが楽しいし、私の代表作になったと思います。

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