【コミックエッセイ】「人生が一度めちゃめちゃになったアルコール依存症OLの話」 第6話~第10話

2021年10月27日 11:51更新

東京ウォーカー(全国版)

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にほんブログ村「コミックエッセイ」ランキングで、たびたびTOP10に入るなど人気を博している、元アルコール依存症のアラサーOL・かどなしまるさん(「 お酒がないと××できません 」/ @marukadonashi )。新卒で入った会社で人間関係に悩まされ、毎日の仕事がつらくてたまらなくなり、「ダメだ」とわかってはいながらも、お酒を飲んでから出勤するようになってしまったという。そのリアルな体験記を、新たにマンガで描き下ろしてもらう連載企画。今回は、第6話から第10話をまとめてお届け。当時を振り返るインタビューの一部もあわせて紹介します。
※アルコール依存症は完治しない病と言われています。著者の個人的な見解で、一番ひどい状態にあった過去と区別するためにタイトルで「元アルコール依存症」と謳っていますが、著者自身も自分の依存症が完治したとは思っていません。

第6話/「依存症になった原因は?」

【コミックエッセイ】「人生が一度めちゃめちゃになったアルコール依存症OLの話」かどなしまる(@marukadonashi)

――子供の頃のかどなしまるさんはどんなお子さんでしたか?

「大人しく、目立つことが苦手で、存在感の薄い子だったと思います。学校の休み時間や放課後に仲の良い友達とはしゃぐことはありましたが、自分から誰かに話しかけることはできない、超受身なタイプです。とにかくシャイであがり症で、たとえば国語の授業で作文の発表があるときには、2週間前から心臓がドキドキして心もとなかったです」


第7話/「双子の妹がやってきた」

【漫画を読む】【コミックエッセイ】「人生が一度めちゃめちゃになったアルコール依存症OLの話」 かどなしまる(@marukadonashi)

――かどなしまるさんから見て、妹のもるさんはどんな性格ですか?

「基本、無口です。自分の中でいろいろと思考の過程があって行動に移していると思うのですが、それを言わずにいきなり『婚活』に行ったりするのでビックリさせられました。あとは感受性が強いです。小さいころ近所のおばあさんが亡くなったときや、野原で捕まえたバッタが死んだとき、誰よりも深く長い時間泣いているような子でした。あまりにも悲しみにくれているので、両親は『いつまでも泣かないの!』と少し戸惑っていました。双子なのに妹だけ小さいころから白髪の束があり、ストレス気質なんだな~と心配でした」


第8話/「再びの早朝飲酒と妹への八つ当たり」

かどなしまる(@marukadonashi)

――お酒を飲むと精神的に「スキップ」できても、体力的につらい部分はありましたか?

「精神的に、反動でとても気分が落ちます。そして身体に鉛を詰められたような重さで疲労感が常にありました。頭も重いし痛い、お腹も変な動きをする音が絶え間なく響き、下痢や足がむくんでパンパンになるなど、身体は悲鳴を上げ続けていました」


第9話/「重苦しい家の中」

かどなしまる(@marukadonashi)

――(妹の)もるさんと楽しく過ごしていた矢先、家の中が重苦しい雰囲気になっていくのは辛かったのではないでしょうか?

「家が居心地悪いって本当に居場所を無くした感じで、心が浮ついて落ち着かないですね。帰るのが楽しみだった感覚をもう持てないんだと思ったら、妹に対しても自分に対しても悔しさや責める気持ちでいっぱいでした」


第10話/「アルコール依存症の診断」

かどなしまる(@marukadonashi)

――朝から飲酒をして出社していても「自分はアルコール依存症ではない」と思っていたんでしょうか?

「非常識だなとは思っていました。頑張れば飲まない方を選択できるけど、自分の未熟さから社会的なルールを破ってまでも心の安定を優先するために飲んでしまうだけだ、気概がないから前向きな気持ちになるまでちょっとお酒の力を借りているだけだ、と。心の底から飲みたいと感じているわけではなく、手が震えるほど欲しているわけでもないから『依存症まではいっていない』と思っていました」

「私の想像するアルコール依存症と自分自身にギャップがあったんだと思います。飲む以外選択肢がなくて、とにかく大容量の焼酎ボトルとか、手消毒のアルコールでも飲み干すみたいな…お酒ならどんな種類のものでも飲むのが、私のアルコール依存症のイメージでした。量はそこそこだし、お酒の種類は選ぶし、依存症と呼ぶには足りない中途半端な飲み方だと思っていました」


取材協力:かどなしまる(「 お酒がないと××できません 」/ @marukadonashi )

※飲酒の際は、食物をとりながら、自身にとって適切な量をゆっくりとお楽しみください。自分で飲酒の量やタイミングをコントロールできず、お悩みの場合は、専門の医療機関を受診してください。
※20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。

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