金子大地×醍醐虎汰朗が再共演!金子が語る限界超えエピソード「倒れたら俺がおんぶすると言われ…」
東京ウォーカー(全国版)
金子大地は「男らしさの塊のような人」
――演じる役と似ている部分があれば教えてください。
【金子大地】割とカケルは近いんじゃない?
【醍醐虎汰朗】そうですね。台本も違和感がなくて、覚えにくいという感じはなかったので、きっとどこかしら似ているんだろうなと思います。
【金子大地】カケルのようにまっすぐで自分に素直なところやストレートなところは、似ていると思います。僕はミツルのように純粋ではなく、ひねくれているので(笑)、ミツルを演じるのは難しく感じて。なので、僕はミツルに似た部分はあまりないですね。

【醍醐虎汰朗】たしかに、大地くんはミツルと正反対に位置する人だと思います。だからこそ、大地くんがミツルを演じているのがおもしろいなって。
【金子大地】どちらかというとドライだよね?
【醍醐虎汰朗】(笑)。ミツルは女性らしさもありますが、大地くんは男らしさの塊のような人なので、そこも正反対だなって。顔もバーと洗って、クリームをバッと塗っておしまいという感じでワイルドです。
【金子大地】そこは否定できないですね(笑)。

――お話を聞いていると、友達のような関係性が出来上がっているのが伝わってきます。
【醍醐虎汰朗】僕からしたら、大地くんは年上でお兄ちゃんみたいな感じなんですけど、友達のようでもあって。共演者という括りじゃなく、友達が同じ現場で一緒になったみたいな感覚です。
【金子大地】そうだよね。ちなみに、一緒にサウナに行く時だけは、醍醐くんを師匠と言っています(笑)。醍醐くんはサウナに詳しいので、サウナに行った時だけ「お前こっち来い」という感じで、立場が変わってしまうんです。
【醍醐虎汰朗】ははは。僕、サウナがすごく好きなんです。今作で共演した藤森慎吾さんともサウナのお話をさせていただいて。藤森さんが自分のサウナを作ったというエピソードは忘れられないですね。
【金子大地】興奮した?
【醍醐虎汰朗】はい。本当にすごいなと思って。

もし2人がYouTuberとして活動するなら?
――“WeTuber”にかけて、もし2人がYouTuberとして活動するなら、どんなことに挑戦してみたいですか?
【醍醐虎汰朗】僕なら絶対サウナです!
【金子大地】おもしろそうだね。
【醍醐虎汰朗】多いときは週4でいろいろなサウナを回っているので、仕事でそれができたらめちゃくちゃご褒美ですよ。
【金子大地】いいね。僕も一緒にやります。この前一緒にサウナに行った時に、僕は1回10分が限界なのに、「大地くんが倒れたら俺がおんぶして外に出すんで、次15分試してみませんか?」と言ってきて。ものすごく辛かったんですが、かなり整ったんです。強気で言ってくれて「ありがとう」って思いました(笑)。

【醍醐虎汰朗】水風呂入って休憩している時が、本当にリフレッシュタイムなんです。
【金子大地】本当にそう。いつかその様子をファンの方にも見せたいですね。
――劇中では、ミツルとカケルは“WeTuber”として“裏シブヤ”を舞台に活動していますが、渋谷での思い出があれば教えてください。
【醍醐虎汰朗】19歳で初めて一人暮らしをするとなったときに、渋谷のニトリで母親と必要な物を買いました。コップやバスタオル、ハンガーなど、細かな雑貨をいろいろ揃えましたね。
【金子大地】北海道から上京した18歳の時に初めて行きましたが、人の多さにびっくりしました。「これが東京か…」と。

金子大地、芝居の軸は“怒り”?醍醐虎汰朗「芝居でいろいろな景色を見てみたい」
――未来の話を描く本作にかけ、ご自身の10年後、役者として築きたい未来はありますか?
【醍醐虎汰朗】具体的にはなくて、この仕事でご飯が食べられていたらいいです。僕は役者としてまだ全然やりきれてないし、なんならスタートラインにも立っていないくらいに思っているので、今はいろいろな景色を見てみたいという思いが強いです。なので、何がやりたいというよりは、さまざまな役を演じてみたいし、10年後自分がどういう役者になっているか知りたいです。
【金子大地】軸みたいなものを常に持っていたいと思います。10年後の30代半ばでも、常に前衛的で尖った気持ちを持ちながら、一つひとつの作品で戦っていたいです。
【醍醐虎汰朗】軸が怒りなんですよね?
【金子大地】うん(笑)。怒りが僕のエネルギーなんです。

――最後に作品のみどころを含めて、読者の方にメッセージをお願いします。
【金子大地】この作品のお話をいただいた時から、監督をはじめスタッフの皆さんの熱量がすごかったですし、完成した作品を観たら、想像していた以上のものが出来上がっていたので、本当にやって良かったなと思います。地上波にはない配信作品の魅力を存分に活かした、こんなドラマはほかにないだろうと思えるものが出来たので、いろいろな方に観ていただきたいです。
【醍醐虎汰朗】全編iPhoneで撮影した作品で、YouTubeみたいな編集でテロップや効果音が入っているのもすごくポップで、普段観ているドラマとは違うと感じてもらえる作品です。気構えずに観ていただけますし、メッセージ性も強く込めてあるので、ぜひご覧ください。
撮影=八木英里奈
取材・文=高山美穂
この記事の画像一覧(全23枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約1100カ所の紅葉スポットを見頃情報つきでご紹介!9月下旬からは紅葉名所の色付き情報を毎日更新でお届け。人気ランキングも要チェック!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介