【漫画】発達障がいの息子と初めての療育へ!まだ言うことを聞いてくれないけど、少しずつ成長が見えたらいいな/自閉症育児奮闘記

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

フリーデザイナーの「まる」さんは、本業に加えパートでも奮闘するシングルマザー。そんなある日、幼い息子が発達障がいである可能性が指摘される。ただでさえ大変な初めての育児。息子の成長への不安や戸惑い、悩みがあふれ出す。だが、そんな親の苦しみをよそに、ゆっくりと確かに成長していく息子の姿。もう、発達障がいは単なる「性格の違い」とさえ思えるようになってきた…。

リュウ君もご機嫌!?


コミックエッセイ連載「自閉症育児奮闘記~今できること」は、そんなまるさんと幼い息子さんの日常を描いた作品だ。まるさん( @shishishishimr )はすでにTwitterなどで、日常生活をコミックエッセイで発信。育児の悩みの部分はもちろん、発達障がいを抱える息子の成長にも共感の声が集まっている。

2回目の今回は、数々の面談を経てやっと療育へ行けた時のエピソードを紹介。療育とは、発達障がいの子供が自立した生活を送れるようにする支援のこと。「療育に行けば何とかなる!」と期待していたまるさん。だが、最初はご機嫌だったリュウ君も、次から次へと新しい体験を要求されることに戸惑い、次第にしり込みするように…。

「初めての療育」1

「初めての療育」2

「初めての療育」3

「初めての療育」4

「初めての療育」5

「初めての療育」6


「リトミック」1

「リトミック」2

「リトミック」3

「リトミック」4

「リトミック」5

「リトミック」6

「親子体操」1

「親子体操」2

「親子体操」3

リトミックになると、リュウ君はもう部屋から出たいという仕草を見せるようになる。「ママがやっているところを(子供に)見せるのが大事」との指示に従い、踊り続けるまるさんだがリュウ君は反応してくれない。親子体操では逃げ出してしまい、まるさんは1人でぬいぐるみと体操をする羽目に。

「療育が終わって」1

「療育が終わって」2

「療育が終わって」3

「療育が終わって」4

「療育が終わって」5

「療育が終わって」6


療育初体験は「期待通り!」とはいかなかったが、長く通うことで徐々に改善することを期待しながら、初日を終えることになった。

初めての療育は「期待通り」とはいかなかったけれど…

「とにかく療育」と焦るなか、療育初体験でリュウ君が一緒に動いてくれないことに対する戸惑いが描かれている。「コロナ禍という事もあり、集団の中での息子を見る機会が今までありませんでした。せっかく療育に行ったのに活動に参加してくれない息子を見て、『あぁ、本当に発達障がいなんだなぁ…』と現実を突きつけられたような感じでした」という。

とはいえ、その後、療育についての印象は変化していく。「最初は本当に、療育に通って意味あるの!?と半信半疑でした。ですが、数か月と通い続けているうちに、息子も場に慣れてリラックスしてきました。今では教室から逃げることもなく楽しんでいます。そうして、先生やお友達との関係性を作っていくことで、少しずつやり取りができたり、話を聞いたりができるようになっている印象です」

周囲の子供とペースは違えど、リュウ君なりに少しずつ成長している姿を実感しているようだ。次回は、なかなか言葉を発してくれないリュウ君に対し、焦っているまるさんがある「強硬手段」に出るが…。

取材・文=折笠隆

この記事の画像一覧(全43枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

ページ上部へ戻る