【仔猫を拾ったので】(121日目~150日目)食欲大魔神のキジトラVSゆっくり食べるマン黒猫
東京ウォーカー(全国版)
ある日、へその緒が付いた仔猫を道端で見つけた「仔猫を拾ったので」(
@konekowohirotta
)さん。そのまま保護して、ティチャラと名付け育てることになりました。生死の間際にいた仔猫もすっかり元気になって、すくすくと成長しています。「仔猫を拾ったので」さんのツイートより、心温まる仔猫との日々の記録を紹介していきます(内容は原文ママ)。今回は第14回です。
121日目
●出勤時の恨み顔が2倍になった。夜帰宅時黒猫が外に出てしまったら見付けられる気がしないので、居間の扉は必ず閉めて玄関まで来られないようにするのだが、キジトラは何でも開けられるので最近出迎えされる。キジトラが先、遅れて黒猫が「おれも!おかえりする!」とばかりに飛んでくる。
122日目
●静かに誘うキジトラ兄さん!ノコノコ誘われる黒猫!繰り出される猫パンチ!負ける黒猫!キジトラが誘ったのに!容赦無い!黒猫!!不憫!!!(しかしそれはそれで楽しいらしく結局ずっと後ろを付いてまわってる。機嫌良ければ遊んで貰える)キジトラ4.8kg。黒猫2.2kg。まだまだ。
124日目
●毎日がフード戦争。食欲大魔神のキジトラVSゆっくり食べるマン黒猫。犬のように一気食いするキジトラ(別部屋に入れてもドアを開けて駆けてくる)を手で制しながら黒猫の飯を守る人間、を横目にゆっくり食べる黒猫。最後のほう遊びに行こうとするのを待て待てぃ!と制しながら完食。
136日目
●毎日毎度、“嬉しいの舞”。朝起きて嬉しかったりご飯食べ終わって嬉しかったり帰ってきて嬉しかったりお風呂からあがってきて嬉しかったり何もなくても撫でられて嬉しかったり何かと犬のように舞を披露する忙しい男である。
142日目
●初・浴室へ侵入(見学)。お湯が入るドドドドという音を、後ろの人間に見守られながら怖々しながら覗き見る黒猫。興味はあるが、怖い。人間が去ろうとすると置いてかれまいとピューッと脱出する。家の中はまだまだ不思議がいっぱい。
143日目
●どうしてもくっつきたいのはわかるし、パソコンやタブレット踏んで下ろされないよう努力してるのもわかる。人間に気付かれないようにゆっくり近付こうとしてるのもわかる。が、ちょっとそこに顎乗せるのは…アウトかな…。
144日目
●お気に入りの場所に高所がもれなく入ってるのが猫らしい。台所に立っていると手元に寄りたがるが、包丁やらコンロやら何かと危険なので乗っては下ろし乗っては下ろしを繰り返していたら食器棚の上を陣取り始めた。ここなら下ろされない為か安心して見下ろしている。背後からの視線が凄い。
146日目
●毎日200円。黒猫貯金。苦い話だが人間同様、猫も多額の出費の可能性がある。例えば腎不全や膀胱炎(♂️なら+尿道閉塞)、悪性腫瘍、逃走による交通事故等々…。1日200円、1ヶ月で6千円、年間7万2千円、10年で72万、20年で144万円。健康に越した事は無いがいざという時、必要な治療の為に。
147日目
●初・乳歯が抜けた!というより抜けていた。そろそろかなとは思っていたが、犬歯(いわゆるキバ)がひっそり落ちていたのをたまたま発見して、改めて口の中を確認してみたら下の犬歯は永久歯に、上の犬歯も左右共に永久歯が頭を覗かせている状態だった。またひとつ大人の階段を上った…。
150日目
●生後5ヶ月突入。黒猫2.86kg。フェレット2.0kg。正直フェレットの方が強い。キジトラとフェレットはお互い加減しながら取っ組み合いの遊びが出来るが、黒猫は逃げ腰。逃げ腰だけど、ついて行く。興味はあるのでついて行く。フェレット先輩についてゆく。
【この時期の特徴・注意点】猫のお風呂や歯磨きってどうするべき?
猫は体臭が少なくこまめな毛繕いによって身体を清潔に保っているので、基本的にお風呂(シャンプー)は不要です。体質的に皮膚がベトつきやすい、体臭が強い、皮膚病がある、長毛でお尻まわりが汚れやすい、野良猫を保護して家にあげるなどの事情がある場合は、ストレスに十分注意しながらシャンプーを考慮します。稀にお風呂好きの子もいますが、毎日の入浴では皮脂が過剰に洗い流され皮膚を痛めてしまうのでやめましょう。皮膚病に関してのシャンプーの頻度は、獣医師診察の上での指示を受けることをおすすめします。
猫は砂漠で生まれた動物ということもあり、水が苦手で身体が濡れるのを嫌がる傾向にあります。その為お風呂に入れるとパニックになって暴れることもしばしば。また、猫の毛は水を含みやすく乾きにくいので、入浴後にはしっかり乾かさないと皮膚病のリスクが高まります。ドライヤーなどで乾かす必要がありますが、大きな音は猫のパニックを引き起こす要因になってしまうので吸湿性・速乾性に優れたマイクロファイバーなどのタオルや静音設計のペット用ドライヤーを使用したり、どうしても濡らせない場合は水を使わないドライシャンプーや蒸しタオルで代用するなどの工夫が必要です。シャンプーやドライヤーによるストレスで体調不良を引き起こすこともあるので、特に必要性を感じない場合は、無理矢理入れることはやめましょう。
猫は歯周病が多いということもあり、歯磨きは定期的にしてあげるといいでしょう。歯ブラシでできる子は歯ブラシで、できない子は歯石取りのガーゼなどを使い、指にガーゼを巻き付けて磨いてあげるのも方法のひとつです。暴れてどちらも嫌がるという場合は、歯磨き効果があるおやつやなども市販されているので、与えてあげると効果的です。
※【この時期の特徴・注意点】は獣医監修の文章ですがあくまで一般例となります。これに当てはまらない例もありますのでご注意ください
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