ひっつきたがりの黒猫ちゃん。わざわざ作業中のパソコンの上でうたた寝
東京ウォーカー(全国版)
2018年4月の深夜、瀕死状態の仔猫を発見した「仔猫を拾ったので(@konekowohirotta)」さん(以下、飼い主さん)。当初は体も冷たく衰弱していた仔猫(のちにティチャラくんと命名)が、危機を乗り越えてすくすくと成長していく様子をTwitterで発信している。そんなティチャラくんが去勢手術も行った4〜7カ月頃の様子について振り返ってみた。
黒猫とキジトラのじゃれあいに癒やされる
仕事の都合で別居している飼い主さんの配偶者さん宅で暮らしていたキジトラ猫の信玄くん。配偶者さんの仕事の都合で、数日間飼い主さん宅で預かることもあったそう。その期間、ティチャラくんと信玄くんは同居生活を送っていたそうで、飼い主さんに当時の2匹の様子を振り返ってもらった。
「初めてティチャラと信玄が顔を合わせたとき、ティチャラは完全に威嚇モードでシャーシャーと鳴いていたのですが、ちょっとお兄ちゃんの信玄は目を丸くして遠くから様子を伺っているような感じでしたね。回数を重ねるうちに2匹の仲も深まってきたのか、性格があったのか、同居している期間もめちゃくちゃ平和に2匹で過ごしていた印象です。
普段のティチャラは私にべったり状態で、いつもひっついて動き回っていたのですが、信玄がうちに居るあいだはずっと信玄のそばに居て、あ〜こうやって成長していくんだな〜としみじみ感じていました。ですが、信玄が配偶者宅へ帰ったらすぐに私にべったり生活を再開したので、多分あの子はただのひっつきたがりな猫ですね(笑)」
当時の写真を確認すると、信玄くんに遊んでもらったり毛繕いしあったりと、2匹の仲睦まじいショットも確かに多い。お兄ちゃんと過ごせて、甘えたモード全開のティチャラくんのようだ。
去勢手術も行い、またひとつ大人の階段を登った
その後も、相変わらず甘えたな様子で過ごすティチャラくん。飼い主さんが大好きすぎるためか、猫あるあるとも言える、とある行動写真がTwitterでよく発信されていた。その行動について飼い主さん聞いてみると「今だにやってくるのですが、パソコン作業中の場所占領ですね。キーボードを打っていたら、ドカーッと乗っかってきます」という。
パソコン作業や読書をしている時に限って、“なぜ、わざわざその場所に?”と思うところに居座る猫あるある。この行動も、僕を見て!という一種の意思表示なのかもしれない。
また、平均的に生後6カ月頃に行うことが多い去勢手術。ティチャラくんも同様に182日目で手術を受けていたそうで、術後の体調も良く過ごせていたという。
大きな病気をすることもなく、生後半年を迎えてすくすく育つティチャラくん。歯が抜けたり去勢手術をしたりと、成猫への道を一歩ずつ進んでいる。今後もウォーカープラスではティチャラくんの成長を振り返りながら追いかけていく。
※今回の記事はティチャラくんを拾ってから4〜7カ月頃を振り返ったものになります。
取材・文=鳥本明衣(glass)
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