小林亮太が大根おろしとパンの意外な相性に感動!「ハラカラ。」の「梅おろしそバーガー」を食レポ
東京ウォーカー(全国版)
誰が作っても同じおいしさにすることを重視
「ハラカラ。」のバーガーには、素材以外にもこだわりがある。それは、「いつでも同じクオリティの商品を提供する」ということ。
「ラーメンも好きでいろいろなお店に行くんですけど、店主がいる時といない時で味に差があるんじゃないかなと感じる時があって。それはオペレーション能力の違いなんですよね。自分が店にいない時にも、誰が作っても同じ味にしなければいけないと思っています」(萩原さん)
そのため、作る人によって特に差が出やすいパティは外注しているそうだ。個人店ではパティを店で成形しているイメージを覆すような話に、小林も驚く。
いつから今のパティになったのか聞いてみると、「最初の1年間で試作を繰り返して、何回こねるとか、何をどう配合するとか、うちのパティのレシピを固めました。それを工場長と相談して、さらに試作を重ねて、今のパティが出来上がりました。工場にお願いすることで、いつも同じクオリティのものが届くので安心ですね」と萩原さん。
開店2年目くらいから同じというパティをさらに、全体の温度が一定のため焼きムラができないガスグリルで焼き上げている。
そして、「バンズはバルミューダで焼いてるんですね」とキッチンで小林が注目したのが、人気家電メーカーの家庭用サイズのトースターだ。
「これは5〜6年前から導入しています。評判がいいトースターなだけあって、外はカリッと、中は湿度を保ってふんわり、しっとり仕上がります。ただ、1度にたくさん焼くことができないんですよね」と萩原さんは苦笑するが、これも安定した焼き上がりが魅力なのだという。
大手チェーン店での経験を生かした店づくり
そんな、安定したクオリティを重視する商品にこだわる萩原さんには、大手チェーン店で働いていたというルーツがある。
「『マクドナルド』に就職されて、その後は『クア・アイナ』でも働かれていたという記事を読んで、おもしろい経歴だなと思ったんです」と小林が伝えると、「実は、『モスバーガー』で働いていたこともあります(笑)」と萩原さん。
続けて、「『マクドナルド』の内定が出た時に、飲食業での勤務経験がないまま正社員になるのが不安だったので、オープニングスタッフを募集していた近所の『モスバーガー』で卒業までバイトをさせてもらいました。なので、モスでバイトをして、マックに入社、そこからクア・アイナに移ったという変な経歴です(笑)。いわゆるグルメバーガーの店では働いたことがないのですが、オープニングスタッフの経験やオペレーションの部分で、学びがあったと思います」と教えてくれた。
「ハラカラ。」では、テイクアウトももちろん可能。店主こだわりのハンバーガーをおうちでも堪能してみて。
次回は東京・高田馬場にある、「homeys(ホーミーズ)」を紹介!
ヘアメイク=田中宏昌
撮影=小山志麻
取材・文=大谷和美
※感染症対策万全のうえ、店舗の了承を得て撮影時のみマスクを外しています。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
同じまとめの記事をもっと読む
この記事の画像一覧(全19枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約700カ所のイルミネーションを、エリアやカレンダーから探せる完全ガイド!クリスマスマーケット情報も!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介










