上戸彩「娘ギャン泣きで、私も泣いて謝った」失敗談に、阿部サダヲと玉森裕太も驚き
東京ウォーカー(全国版)
「お台場に連れて行ったら許してくれた」上戸彩の失敗談
――ある銀行員の失敗が大きな問題に発展するストーリーですが、それにちなんで、みなさんの心に残る失敗を教えていただきたいです。
【上戸彩】私、すぐに思い浮かびます。子供が年中さんの時に、運動会に時間通りに行ったつもりが、「なんか遅くないですか?」みたいな表情を園長先生にされたんですよ。あれ?と思ったら、かけっこが年中、年少、年長の順番で行われていたんです。年少、年中、年長の若い順番だと思って2番目に行ったら、もう終わってたんですよ…。きっと、家でかけっこのよーいドンの練習をしていた時間が、本当は年中さんの競技中だったんですよね。
【玉森裕太】イレギュラーな順番ですね。
【上戸彩】そうなんですよ〜(泣)。自分の番はもう終わったと知った瞬間に、娘はギャン泣きするし、私も家に帰って泣いて謝りました。自分のミスですし、コロナ禍での唯一のイベントに参加させてあげられなかったことがとても悲しかったです。子供には「お台場に連れて行ってくれないと、許さない」とか言われて。
【阿部サダヲ】そこはお台場でいいんだ。
【上戸彩】なぜかお台場でしたね。連れて行ったら許してくれたんですけど、次の年の運動会ではマーカー引いて絶対忘れないようにして行ったら、周りから今年はちゃんと来たねってイジられました(苦笑)。
【阿部サダヲ】それはたしかに忘れられないね。僕の場合は…忘れるタイプというか。

【上戸彩】舞台での失敗とかないんですか。
【阿部サダヲ】セリフの間違いとかは結構ありますよ。「あの人は離婚したよ」ってセリフを「あの人死んだよ」って言ったことあります。
【玉森裕太】話が変わっちゃうじゃないですか。
【阿部サダヲ】なんかそう言っちゃったんです。
【玉森裕太】僕も阿部さんと同じで忘れるタイプではあるんですけど、これはやばかったなというのは、生放送を寝坊した時ですね。結果的には間に合ったものの、メイクを3~5分くらいで済ませて出演しました。それ以来、絶対に寝坊はしないようには心がけているんですけど、ほんとしょうもない話ですよね(笑)。
【阿部サダヲ】よく起きたね。
【玉森裕太】マネージャーさんに起こされて、車の中でずっと怒られてました。でも眠すぎて、全然話も聞いてなかったですけど。

阿部、上戸にツッコまれてもマイペース「普段はいじられキャラじゃない」
――では、印象に残っている、撮影の裏側でのエピソードやトークを教えてください。
【阿部サダヲ】玉森くんはね、あのー、すごく健康に気を遣っている印象です。
【玉森裕太】僕、一番若いんですけど。
【阿部サダヲ】玉森くんとはなんだか、ずっと健康の話をしていた思い出があるんだよね。どんな話をしていたかはあんまり思い出せないんだけど。
【上戸彩】たぶん、阿部さんも玉ちゃんも色白チームだねって話になったんですよ。玉ちゃんの肌がすごくきれいだから美容について聞いてみたら、詳しかったって感じだった気がします。

【阿部サダヲ】そっか、そうだね。色白トークでした。あ、玉森くん行った?上戸さんが紹介してくれたおがくず風呂。僕は行ったよ。
【玉森裕太】僕はまだ行けてないです。
【上戸彩】私のおすすめのおがくず酵素風呂の話をしたんですよ。お二人とも興味を持ってくださったから、チケットを買ってプレゼントしたら、阿部さんはすぐ行ってくださったんですけど…玉ちゃんは未だに行ってないみたい…。
【阿部サダヲ】こういうところ、あるよね。
【玉森裕太】いやいやいやいや!昨年はちょっとハードで…。
【上戸彩】ハードな時こそ行ってほしかったなー。
【玉森裕太】もちろん絶対、行きますよ。
【上戸彩】なんかそれもちょっと嘘くさい(笑)。すごい興味ありげに「おー行きたい」って言ってくれたのに、全然行ってくれないの。
【阿部サダヲ】チケットをいただいてから、2年くらい経ってるからね。もう有効期限すぎてるんじゃない?
【上戸彩】知り合いの店だから期限を過ぎていても大丈夫だと思うんですけど、阿部さんみたいにすぐ来てくれるかなと思っていたら…。
【玉森裕太】今年中ですね。
【阿部サダヲ】今年、まだ始まったばっかりだしね。

――逆に、玉森さんから見て、先輩お二人の印象はどうでした?
【玉森裕太】僕の阿部さんの印象は、適当だなって思いました。あ、いい意味ですよ!会話をしていても、相づちが絶対、あ、この人話聞いてないわって感じなんです。「そうなんだ」とか興味を示してくれてそうなんだけど、絶対に響いてない返事の仕方で。でも僕はそういう先輩のほうが、なんだか一緒にいやすいというか、現場でのあり方としてカチッとしてないほうがラクだったので、ありがたかったです。
【阿部サダヲ】話聞いてるよ、ちゃんと(笑)。
【玉森裕太】でもさっき僕と何を話していたか一切覚えてなかったじゃないですか。
【阿部サダヲ】…そうだね〜。あ、でも上戸さんと玉森くんが地元が近いっていう話をしていたのは覚えてるよ。
【上戸彩】そうそう、練馬なんですけど。玉ちゃん、練馬出身なのに練馬のことを全然知らないんですよ。玉ちゃんも適当な感じかも。練馬の撮影所の近くのいいお店とかも知らないし。
【阿部サダヲ】練馬のことも適当に覚えてるんだね。
【玉森裕太】生まれた街ですから、覚えてるつもりなんですけどね。

――話を聞いていると、玉森さんは現場でいじられ役だった感じでしょうか?
【上戸彩】もうまさに、今みたいな感じですよね。ツッコミどころがあるんでしょうね、玉ちゃん。
【玉森裕太】僕、普段はいじられキャラじゃないんですけどね。
【阿部サダヲ】え、そうなの?(信じてない)
【上戸彩】そうなんだ〜。ふ〜ん。(こちらも信じてない)
【玉森裕太】結構、格好つけて生きてきたんですけど…。
【上戸彩】あははは!今までは。
【阿部サダヲ】この現場でなにか剥がれちゃったね。
【玉森裕太】ありがとうございます、剥がしてくれて。
【阿部サダヲ】かわいいですもんね。別にそんなに格好つけてないじゃない、普段。
【上戸彩】でもたぶん、私たちの知らないところでは…。
【玉森裕太】アイドルモードですよ。
【阿部サダヲ】あ、そのモードね。そうだよね。
【上戸彩】メンバーさんとかにいじられないの?
【玉森裕太】いじられないですよ。
【上戸彩】え〜。みんな知らないんですね。玉ちゃんが適当に生きてるっていうのを。
――ともあれ、よいチームワークということで(笑)。
【阿部サダヲ】そうですね。シリアスな雰囲気の作品ですが、現場はこんな感じで楽しく撮影していました。ぜひ劇場でご覧になっていただけたらうれしいです。

撮影=大塚秀美
取材・文=イワイユウ
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