港町・ヨコハマらしい西洋館「えの木てい」で選ぶ素敵みやげ

横浜ウォーカー

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横浜と言えば、異国情緒あふれる昔ながらの町並み、というイメージを抱く人も多いはず。その「横浜らしさ」を感じられるのが、山手の西洋館が並ぶ通り。そしてそのうちの一つが今回紹介する「えの木てい」だ。

「えの木てい」外観。アンティークなテラスが印象的


かつて外国人の居留地だった山手に現存する数少ない西洋館の1つを、現オーナーの両親が自宅用に買い取り、スイーツ店を始めたのが始まり。

1階はテラス席とティールーム


建物は、1927(昭和2)年、日本人建築家の朝香吉蔵氏が設計した英国式の洋館。元はアメリカ人検事が暮らしていた。暖炉、木製の上げ下げ窓、150年以上昔のアンティーク家具などもそのまま使用。古き良き港町・横浜の雰囲気を今も漂わせている。

1階のティールーム。すべて当時のまま現存している


1階はカフェ、2階は6名まで利用できる個室と、スイーツショップ(売店)がある。天気のいい日は、外のテラス席でお茶をするのもおすすめだ。ティーメニューが主だが、夏は4種程度のかき氷なども食べられるのも嬉しい。

2階のスイーツショップ。温度管理のため、入口の扉は閉められている


看板商品はチェリーサンド


「チェリーサンド」(6個入1652円)は、イタリアンメレンゲをプラスし、軽い口当たりに仕上げたバタークリームをたっぷりサンド。じっくりと煮込んだ深い味わいのダークチェリーが、サクサクのサブレにはさまれている。山手マダム御用達の菓子だ。

【画像を見る】チェリーサンド(6個入1652円)。えの木ていでも人気のチェリーを使ったロングセラー商品だ


定番モチーフはバラ


商品や内観に度々使われているモチーフは、横浜市の花に指定されている「バラ」を使用。「横濱ローズサブレ」(8枚入900円)もその一例だ。

バラの香りと形が女性に喜ばれそうな「横濱ローズサブレ」(8枚入900円)


バラの形をしたサブレの中には、本物のバラが練りこまれている。サクッと焼き加減が絶妙なサブレは、ほんのりバラの香りがする上品な味わい。またパッケージも可愛らしく、ギフトにも最適。紅茶との相性もいい。

西洋館めぐりのように味わうショコラケーキ


「山手西洋館めぐり」(4個1134円)。ポストカード付き


「えの木てい」をはじめ、「エリスマン邸」、「ベーリック・ホール」など数々の西洋館がならぶ山手。そんな横浜山手をイメージした品、「山手西洋館めぐり」(4個1134円)。周辺を散策するような、チェリー、オレンジ、紅茶、抹茶の4種類のショコラケーキだ。口当たりなめらかで、香り高いスポンジも贅沢。こんな商品もまた、「えの木てい」らしい。単品は1個249円。

本店では1個単位での購入も可


観光スポットとしても!


前述のとおり、「えの木てい」の周辺は、西洋館がいくつも立ち並ぶ観光スポットだ。「えの木てい」に立ち寄ったあとは、周辺をぐるりと散策してみよう。異国情緒ある街並みを作る建物や外国人墓地、近くの「アメリカ山公園」など見所がたくさんあるのも、このスポットのオススメ理由の一つだ。【横浜ウォーカー】

白い建物が、美しい街の景観に馴染む


濱口真由美

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