「光る君へ」一条天皇役で大注目の塩野瑛久、「受け入れてくれる人にしか言わない」引かれる可能性のある“アニメ作品の見方”
東京ウォーカー(全国版)

塩野瑛久が語るドラマ「ザ・ボーイズ」のおもしろさ
――以前、塩野さんがおすすめ映像作品を紹介されている記事を拝見したら「ザ・ボーイズ」S(シーズン)4をセレクトされていました。このテレビシリーズのどんなところにおもしろさを感じましたか。
【塩野瑛久】「獣電戦隊キョウリュウジャー」に出演して以来、ヒーローが登場する作品が好きになってたくさん観たんです。ただ、「ザ・ボーイズ」は「アベンジャーズ」のような、どちらかというと正義のヒーローが集まっているイメージが強い作品を揶揄するようなドラマシリーズで、そこにすごくおもしろさを感じました。
――「ザ・ボーイズ」S1は、欲と名声にとりつかれ、腐敗したスーパーヒーローたちを「ザ・ボーイズ」と呼ばれる特殊な能力を持たないグループが倒そうとする物語ですよね。昔、新幹線での移動中に観始めたらとんでもないグロ描写があり、すぐに画面を閉じたことがあります(笑)。そのあと自宅に帰ってからゆっくり観ました。
【塩野瑛久】このドラマは過激なシーンが多いので、人が多い場所での観るのは難しいかもしれない(笑)。でも、スーパーヒーローが権力を持つと恐ろしいことが起こるとか、スーパーヒーローの存在によって生じる歪みとか、学ぶことも多い作品だと思います。
ドーパミンが出てしまうような刺激的なシーンももちろんありますが、自分とはかけ離れた世界観だからこそ楽観視できますし、人間の心理を描いたエピソードやダークユーモアが効いているシーンも含めて楽しめるのでおすすめです。

――話は変わりますが、今年は「光る君へ」や「ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」など幅広い作品に挑戦されていますが、ここ最近で俳優としての変化を感じたことがあれば教えていただけますか。
【塩野瑛久】変化は特に感じていないです。作品ごとに求められることが違いますし、元々あまり凝り固まった考えを持たずに柔軟でいようと意識しているので、お芝居との向き合い方も変わっていないのかなと。どんな作品においても大事にしているのは、自分が演じる人物を誰よりも理解してあげること、愛すること、そして最大の味方であるということ。この三つは常に意識しています。
――最後に、今後プライベートでやってみたいことを教えていただけますか。
【塩野瑛久】愛犬と一緒にグランピングしに行きたいです。ホテルに泊まるよりも、グランピングの施設の方が気兼ねなく過ごせるんじゃないかなと思っています。

取材・文=奥村百恵
◆スタイリスト:能城匠
◆ヘアメイク:時田ユースケ
(C) 2024「チャチャ」製作委員会
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