小芝風花、今後挑戦したいのは「思いっきりダークな悪役」。オファーを受け大興奮した“ローハンの戦い”では王女ヘラ役

東京ウォーカー(全国版)

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みんなが驚くような「思いっきりダークな悪役に挑戦してみたい」

【写真】透明感あふれる小芝風花の撮り下ろしカット多数撮影=三橋優美子

――ファンタジーもので好きな作品があれば教えていただけますか。

【小芝風花】「ハリー・ポッター」シリーズ、「ファンタスティック・ビースト」シリーズ、「ナルニア国物語」が好きです。大きな動物や不思議な生き物が登場する作品は観ていてワクワクしますし、ハリー・ポッターだったらフクロウのヘドウィグ、ファンタビだったらカモノハシみたいな見た目のニフラーを飼ってみたいと思うぐらいハマりました。

ちなみに「ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い」には大鷲が登場するのですが、空を飛んでいる姿がかっこよくて惚れ惚れします。そんな大鷲とヘラが心を通わせていくところもすてきだなと思いました。

LOTR TM MEE lic NLC. (C) 2024 WBEI


――困難に立ち向かっていく勇敢なヘラの姿を見て、勇気をもらう人も多いと思いますが、小芝さんはこれまで困難に直面したときはどんなふうに乗り越えてきましたか?

【小芝風花】どんなに苦しくても、最終的にはやるしかない状況が待っているので、そのときに“やれるだけのことはやった!”と思える努力をするようにしています。

途中であきらめて準備不足の状態で挑んでしまうと絶対に後悔しますし、自分を追い込んでやってみると意外と乗り越えることができたり、ちゃんと成長できたりするので、できる限りのことをして少しでも自信をつけるのが一番大事なのかなと思います。

撮影=三橋優美子


――俳優というお仕事と向き合ってきた中で、ご自身が感じている変化があれば教えていただけますか。

【小芝風花】デビューしたころは、台本を読んで“ここはこう演じよう”と家で練習したとおりのお芝居しかできなくて、よく先輩や周りの方が言っていた「お芝居はキャッチボール」がどういうことかわからなかったんです。

でもある日、台本を読んだときの感情の動き方と、現場で共演者の方のお芝居を受けたときの感情の動き方が全然違ったことがあって、その瞬間に“これがお芝居のキャッチボールなんだな”と気づいて。その日を境にお芝居がより楽しいと思えるようになりましたし、相手のお芝居の受け取り方を大事にするようになりました。

――それは経験を積んでいく中で、お芝居に余裕が生まれたということでもあるのでしょうか?

【小芝風花】そうですね。昔は自分のセリフを話すのにいっぱいいっぱいで周りを見る余裕がなかったように思いますが、そのころと比べたら少しは余裕ができてきたのかもしれません。先輩方にいろいろなことを教えていただいたおかげで、俳優というお仕事を続けられているので本当にありがたいです。

――今後はどんな役に挑戦してみたいですか?

【小芝風花】今回のヘラもそうですが、これまで正義感の強い女性やまっすぐで元気な女性の役が多かったので、思いっきりダークな悪役にチャレンジしてみたいです。「小芝風花ってこんなに怖かったっけ?」と言われるぐらい怖いお芝居をして、みんなを驚かせたいです(笑)。

撮影=三橋優美子


取材・文=奥村百恵

◆スタイリスト:成田佳代
◆ヘアメイク:石川ユウキ
◆衣装協力
SHIROMA、ete、Jouete

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