Kōki,「“なりたい自分を諦めない”というテーマに強く共感した」メイク前後のギャップがすごい最新映画のビジュアルも話題
東京ウォーカー(全国版)

共演者の方とのケミストリーが生まれた瞬間に「“楽しい”と思うことが多いです」
――麗奈は伊藤潤二さんの漫画とホラー映画がすごく好きな女の子ですが、Kōki,さんご自身はホラー漫画やホラー映画は普段ご覧になりますか?
【Kōki,】すごく怖がりなので、ホラー映画は絶対に一人では観られないです…。麗奈のお部屋は伊藤潤二先生の漫画のグッズやあらゆるホラーグッズで溢れかえっているので、一人であの部屋では寝られないなと思いながら撮影していました(笑)。
――伊藤潤二作品のファンとしては、テンションが上がってしまうお部屋だなと思いながら観ていました(笑)。
【Kōki,】本当ですか!確かに麗奈の部屋はホラー好きにはたまならいですよね(笑)。

――あの部屋に住めます(笑)。話は変わりますが、「TOUCH/タッチ」「Tornado」と海外での撮影を経験されてみて、日本での撮影との違いを感じたことがあれば教えていただけますか?
【Kōki,】海外での撮影は土日が完全に休みなので、そこが大きな違いかなと思います。月曜日になると「週末は何してたの?」という会話から始まるのがお決まりで、それぞれの過ごし方を教え合う時間がすごく楽しかったです。あと、スコットランドでロケ撮影をした時は、待機場所だったテントが突風で吹き飛んでしまったことがありました。もちろん、日本の撮影も天候によって左右されますが、あんなに激しい突風に遭遇したのは初めてだったので驚きました(笑)。これからもいろいろな国での撮影を経験できたらいいなと思っています。
――「TOUCH/タッチ」は主にアイスランドで撮影されたそうですが、どこか観光はされましたか?
【Kōki,】街というよりは自然が美しくて、空港を出た瞬間に“空気が綺麗だな”と思いました。滞在中、オーロラを何度か見ることができたので、すごくパワーをもらえた場所でした。

――ファッションのお仕事ではよくパリに行かれてらっしゃいますよね。
【Kōki,】パリは好きな街トップ3に入るぐらいお気に入りのスポットがたくさんあります。ファッションやアート、マルシェなどを見て回っているとあっという間に時間が過ぎてしまって。また機会があればゆっくり滞在したいです。
――作品を重ねていく中で、Kōki,さんが「お芝居が楽しい」と感じる瞬間はどんな時でしょうか?
【Kōki,】お芝居をしている最中、共演者の方とのケミストリーが生まれた瞬間に“楽しい”と思うことが多いです。あと、監督とお話ししながら役のことをさらに深く理解していく過程も好きなので、お芝居だけじゃなく作品に参加できること自体が私にとっての幸せなんだなと、最近すごく実感するようになりました。
――今後、俳優というお仕事のために準備しておきたいことは何かありますか?
【Kōki,】英語は方言のように地域によってアクセントが違ったりするので、そこを細かく調べて学んでいきたいと思っています。あと、アクションにも興味があるので、まずは体力をつけて、基礎から練習していきたいです。


取材・文=奥村百恵
◆スタイリスト:RyokoKishimoto
◆ヘアメイク:Rie Shiraishi
(C)映画「女神降臨」製作委員会
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