生駒里奈が「乃木坂46を卒業するきっかけの一つになった」と語る舞台作品「この作品のおかげで今の人生があると言っても過言ではない」
東京ウォーカー(全国版)

“室井慎次スイッチ”が入った瞬間に顔つきが変わった「その姿がめちゃくちゃかっこよかったです」
――柳葉敏郎さんが主演を務めた2024年公開の映画『室井慎次 敗れざる者』で、生駒さんは新人弁護士の奈良育美を演じられて話題になりました。あらためてこの作品や育美という役は生駒さんにとってどんな経験になりましたか?
【生駒里奈】まず、柳葉さんと共演できたことが私にとって何よりスペシャルな出来事でした。秋田の大大大スターですし、長年役者として第一線で活躍し続けていて、さらに『踊る大捜査線』というヒット作を関わってこられた方なので、本当にかっこいいなと憧れます。
――現場での柳葉さんの姿で印象に残っていることを教えていただけますか?
【生駒里奈】誰にでも分け隔てなくコミュニケーションを取っていましたし、私に対してもすごく気さくに話しかけてくださいました。撮影当時は親しみを込めて“ギバちゃん”と呼ばせていただいたんですが、お酒が入ると秋田弁全開でお話しされていてお茶目な方だなと思いました(笑)。
そんな柳葉さんの姿は滅多に見られないと思うので、貴重な経験でしたね。和やかな雰囲気を作りつつも、“室井慎次スイッチ”が入った瞬間に顔つきが変わったので、その姿がめちゃくちゃかっこよかったです。

――『室井慎次 敗れざる者』の舞台挨拶の際に、柳葉さんがファンからの感謝の言葉に泣いてしまう姿を拝見して胸が熱くなりました。
【生駒里奈】映画をご覧になった方はわかると思うのですが、柳葉さんが27年間思いを馳せてきた室井慎次という役への責任が少しだけ解かれたのかなと想像しました。本当に偉大な先輩です。
――生駒さんにとって、柳葉さんとの共演は大きなターニングポイントになったのではありませんか?
【生駒里奈】映画『室井慎次』は、柳葉さんをはじめ監督やスタッフさん、共演者の方々が想像以上に命を削りながら撮影していた現場だったので、私にとって大きな作品になったことは間違いないです。
それに『踊る大捜査線』シリーズのファンの方が「おもしろかった」と感想を言ってくださることもうれしかったです。この経験を活かして、今回の舞台でも自分自身の課題をクリアしながら全力で挑みたいですし、『ミタゾノ』ファンの方々に喜んでいただけるよう頑張りたいと思います。

取材・文=奥村百恵
◆スタイリスト:津野真吾(impiger)
◆ヘアメイク:林美由紀
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