特別注文の鉄皿で作り上げる絶品洋食!東京・港区の人気ビストロが横浜に進出
横浜ウォーカー

東京・港区芝で人気を博す、洋食ビストロ「BISTRO ROVEN」。2017年11月30日、異国情緒漂う関内に2号店となる「BISTRO ROVEN YOKOHAMA(ビストロ ローブン ヨコハマ)」をオープンさせた。特別注文した鉄皿とオーブンの相乗効果で、素材の旨味をぎゅっと凝縮したロールキャベツとハンバーグステーキが2大看板メニュー。合い挽き肉を手でこね作るジューシーなハンバーグからデミグラスソースまですべて手作りだ。店名はロールキャベツをオーブンで仕上げることに由来する。
ポイント1:完全オリジナルの鉄皿でおいしさを引き出す

料理の味わいを深めるポイントの一つが鉄皿。鉄皿は、鋳物の町として名を馳せる埼玉県川口の工場に協力してもらい制作したオリジナルのものだ。

この鉄皿に料理をのせてオーブンで焼くことにより、ハンバーグはふっくら、かつ旨味が封じ込められ絶妙な味わいに仕上がる。この鉄皿のままサーブするのも特徴で、ふたを開けると、「ジュー!」という心地よい音とともに食欲をそそる香りがほとばしり、しばらくの間は熱々をキープできる。
ポイント2:いちから仕込む!手間ひまかけたデミグラスソース

最近ではいちから作ることが少なくなったデミグラスソースも、こちらでは手をかけて仕込んでいる。仔牛の骨をオーブンで焼いて旨味を出したのち、鍋に入れて野菜や香草、赤ワインなどを加え、灰汁を取りながら数日間煮込むことで素材のエキスを引き出す。さらに、何回も濾すことで完成するソースは、ハンバーグやロールキャベツに深いコクと旨みを与えてくれるのだ。

ポイント3:土地柄に合わせてデザインされた、ノスタルジックな内装

内装は、異国情緒あふれる関内・吉田町に合わせてデザイン。レンガを用いた外観の扉を開けると、1階はホワイトを基調にアンティーク風の温かみある空間。2階はワインカラー・ボルドーレッドをベースに落ち着いた内装で、どこか懐かしい雰囲気を演出。店内内装、装飾はオーナーとスタッフが手掛けている。


取材担当・Qの感想

洋食の名店が集う激戦区ともいえる関内駅周辺に、あえて進出した洋食の実力派店。ハンバーグは肉を粗挽きすることで食感を起伏豊かにしているほか、ロールキャベツの具もハンバーグと同じ素材を用いているので、肉汁たっぷりで大満足でした。ホワイトソースももちろん手作りで、ピンクペッパーを効かせているところがニクイ!ハンバーグ、ロールキャベツ共に、ソースはデミグラス、トマト、ホワイトの3種類から選ぶことができるので、その日の気分で楽しめますよ。【取材・文/中沢文子、構成/奥村沙枝奈、撮影/奥西淳二】
奥村沙枝奈
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