ずぼらダイエットの味方!“麺なし”ラーメン時代の到来!

東京ウォーカー

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ダイエット中も健康診断の結果が気になる時も…大好きなラーメンは、どんな時でも食べたいもの。そんなラーメンLOVERSに朗報。いま、麺を豆腐や肉などに変更できるラーメン店が増えている!そう、ラーメンの“麺なし”時代が到来しているのだ。そこで、人気店の“麺なし”ラーメンを4杯を紹介する。今日から麺を控えたラーメンライフを送って、ずぼらダイエットを始めちゃおう。

いつものラーメンも麺を豆腐や肉に変更すれば、たちまちダイエットメニューに


味はそのまま!極上豆腐+絶品豚骨のハーモニー


豚骨スープの中に入っているのは、麺ではなく豆腐!? この斬新なメニューを開発した元祖が、全国区の博多ラーメン店「一風堂」だ。16年3月より限定店舗で「白丸とんこつ豆腐(790円)」を販売開始。糖質オフブームの波にものり、規模を拡大し、17年10月には39店舗で取り扱っている。さらに、同年12月には関東・中部・九州エリアの45店舗で食べられるようにも。

「やっぱり麺も食べたい!」という人のために替え玉の注文も可「小玉・70g(81円~)」


それと同時に、自家製辛味噌を加えた「赤丸とんこつ豆腐(850円)」と特製ラー油で辛さを足した「からかとんこつ豆腐(890円)」と2商品も仲間入り。その勢いは留まることを知らない。「白丸とんこつ豆腐」の場合、同じスープの麺メニューの定番「白丸元味」に比べて、カロリー数は半分近くまで抑えられえる。スープの「油抜き」も注文でき、こちらならカロリー数は半分以下に! 豆腐は一丁250gと想像以上にボリュームを感じる。「ヘルシーでおいしく」を叶える新感覚湯豆腐は、グルメな女子ダイエッターにとって嬉しいかぎり。とろけるような口溶けよい極上豆腐のコクが自慢の豚骨スープと混ざり合う妙味を、試してみよう。

「一風堂」ルミネエスト店のシックな外観。客全体の約8割を女性が占める!


横浜家系チェーン初の“麺抜き”誕生!スープを残せば約600kcal以下に


続いて、都内で46店舗を展開する横浜家系ラーメンの一大勢力「壱角家」では、下北沢店を除く全店舗で、ラーメンから麺を抜いた「ベジタブル家系(630円)」を販売している。これは『「横浜家系ラーメン」といえば濃厚な豚骨スープで高カロリー。だけど食べたい…』という世間の声に応え、糖質を抑えるために商品化したのだそう。さらに見た目のインパクトを狙い、厚生労働省で定めた一日の野菜摂取量350gの約1.2倍の410gの野菜を山盛りに! 

無料で味の濃さ、脂の量を変更できる。「味薄め」「脂なし」でさらにカロリーオフを!


ベジタブル家系のカロリーは約790kcal、店の「ラーメン(並)」は約1150kcal。この数値はスープも全部飲みほした場合なので、ベジタブル家系のスープを3分の2ほど残せば、一食あたり600kcal以下で食べられる。また、野菜由来の糖質を除けば、糖質90%オフと超ヘルシー。これだけの量の野菜を食べるのは大変そうだが、野菜から出る水分により、通常の横浜家系ラーメンもライトなテイストで女性でも食べやすい。それでも途中で「やっぱり麺も食べたくなった!」という人のために、「半玉85g(100円)」「1玉170g(200円)」の追加オーダーも可能。でも、そこはグッとガマンしたい…。

カウンター14席、テーブル8席を有する新宿3丁目店。紙エプロンを常備


麺を肉にチェンジ!タンパク質で糖質カット


さらに、つけ麺界の雄「六厘舎」の系列店で都内で、21店舗を展開する「舎鈴」。そのなかで丸の内店、八重洲店、新宿西口店、田町駅前店、新橋西口店、赤坂インターシティAir店の6店舗に、麺を肉に変更した画期的な“つけ料理”、「つけ肉(880円)」を展開。これは16年8月に八重洲店から販売スタートしたメニュー。当時、低糖質麺の開発に着手していたが、おいしい麺がなかなかできず、行き詰まった時に「麺の代わりに肉なら糖質カットになる。つけ肉だ!」と、社長のひらめきによって生まれた。

やや厚めにカットされた肉は食べ応えあり。麺の上には肩ロースのチャーシューも


扱う肉は豚バラ肉ではなく、脂の少ない肩ロース。量は200gあり、麺なしでも満腹感は充分得られる。モヤシやキャベツ、ホウレンソウなど計約90gの野菜が添えられ、健康的かつ、肉の合間に食べる箸休めとしてもおすすめだ。つけ汁は、定番つけめんと同じもので、「毎日食べられるつけめん」がコンセプト。そのライト系豚骨魚介スープに茹でた肉を浸して食べると、淡白な肩ロース肉に、魚介の香りや動物系の甘味やコクがよくなじむ。糖質制限に挑戦中の人やこれから始める人は、ぜひ試してほしい。

17年9月にオープンした、「舎鈴」で一番新しい店舗の赤坂インターシティAir店


“中本女子”にも嬉しい!あの人気の1杯を豆腐で


ラストは、名物店主・白根誠さんが先代から引き継いだ「蒙古タンメン中本」。今年で50周年を迎える「蒙古タンメン中本」の店舗は東京、埼玉、神奈川、千葉の関東エリアのみ。しかし“辛うまラーメン”で、すでに全国区の人気を誇る。ロカボブームの影響も受け、“中本女子”と呼ばれる女性ファンをはじめ、各方面から要望が多かった麺から豆腐への変更を、上板橋本店で試験的に開始。「これは他の店舗でも販売して欲しい!」との要望が常連からも多く、現在は全店舗にて行っている。

使っているのは木綿豆腐なので、型崩れしづらく存在感がある


麺から豆腐への変更は+60円で可能。レギュラー商品ならば、どのメニューでも対応してくれる。豆腐は、不朽の名作「蒙古タンメン(800円)」でおなじみの麻婆豆腐で使用するものと同じ木綿豆腐。スープの下に細かく四角に刻んだ半丁分の豆腐が沈んでおり、見た目は分かりづらいが、レンゲですくうと姿を現す。「中本のラーメンは食べたい! けれども糖質が気になる…」という“ずぼらダイエット女子”でも、罪悪感なく食べられる。豆腐が入っても、スープ自体の味はそのまま。辛うまの豆腐鍋を食べるつもりで店に訪れてみて。

東池袋店(写真)は平日でも開店前に行列ができる。取材時には女性の姿もちらほら


いつものラーメンも、麺を豆腐や肉に変更すれば、たちまちダイエットメニューに。4杯の極上“麺なし”ラーメンで、おいしく糖質オフ生活を。今後増えるであろう新種の麺なしラーメンにも期待が高まる!

取材・文=小林智明/東京ウォーカー編集部

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