倉持由香のグラドル+ Vol.2「座右の銘は『喰らい尽くせぬ女であれ』」
東京ウォーカー(全国版)
自信を持てるパーツがあるって大事なんです

――ポージングはカメラマンと本人、どちらが考えるんですか?
倉持:カメラマンさんや女の子にもよりますけど、新人の子ならやっぱりカメラマンさんが指示することが多いですね。慣れた子はそれぞれ得意なポーズがあって、私の場合はお尻を見せるポーズが多いですね。
――自分の強みになるパーツをポージングに生かしているんですね。グラドル同士でポージングの話をすることはありますか。
倉持:グラドル自画撮り部の中だと、いま中心になって活動しているのはベテランの子たちが多いので、それぞれ確立してるものがあるんですけど、事務所の後輩だったりいろんな下の世代の子たちには相談されたりします。
「もっちーさん、自分の売りがわからないんです」って言われた時に、くびれがキュッと締まって綺麗だからこういうポーズがいいんじゃないかなとか、デコルテが綺麗だねとか、その子の“推し”のパーツを見つけてあげたりしますね。やっぱり完璧に自信がある子ってなかなかいないので。1つでも自信になるパーツがあるって大事なんです。
――タレントや声優だと「決めの顔の角度」がある人が多いように見受けられるんですが、グラビアアイドルにも「この角度でこのポーズ」みたいなものはあるんでしょうか。
倉持:それはあると思います。私もお尻の綺麗に見えるポーズはこの角度、というのがあります。ただ、あえてそれをぶち壊したくて、「それはいつも通りでつまらないから見たことないのでいこう!」と言う編集者さんもいますね。現場ごとに編集者さんやカメラマンさんとの話し合いながらポーズや表情、雰囲気を変えていったりします。
――そうやって、少しずつ新しいことにチャレンジしながら自身の武器を増やしていくと。
倉持:そうですね。やっぱり雑誌を一通り一周すると、「こいつ前に見たな」みたいな感じになって飽きられてしまうので、新たな一面を見せていかないといけないのは常に課題ですね。
『グラップラー刃牙』(作:板垣恵介、秋田書店)という漫画に出てくる範馬勇次郎というキャラクターの言葉に「喰らい尽くせぬ女であれ」というのがあって、私はそれが座右の銘なんです。飽きられないで、常に新鮮なものを供給していける人になりたいなと思っています。

★次回は3月21日(水・祝)予定。グラドルならではの仕事論を熱く語ります。
永田正雄
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