ヨル築地で味わう!熟成マグロ×日本酒

東京ウォーカー

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早朝から昼過ぎまでの営業というイメージの強い築地の飲食店だが、築地ならではの食材と酒を楽しめる店も多くある。銀座から少しだけ足を延ばして“ヨル築地”の名店を堪能してみて。

魚を愛してやまない板長の話を聞くのも楽しみの1つ「刺身BAR 河岸頭」


築地の夜の名店を探すなかで、築地で働く人からも名前があがったのが「刺身BAR 河岸頭」。夜は基本コースのみだが、前もって連絡すれば柔軟に対応してくれる。「常連さんには珍味や裏メニューを出したりもするよ。ウチの社長が場内で働いていたから、珍しい魚も入るんだよね」と板長の坂上さん。

マグロは塊の状態で熟成させて、注文ごとに切り分ける


ここの自慢は、マグロやノドグロなどの熟成魚。氷漬けして2週間ほど寝かせることで、旨みが増すのだそう。刺身にする際に切り落とされる部分も、七味醤油で焼くと香ばしく食べられるのだとか。

【写真を見る】初心者向けから通好みまで日本酒もそろう


場内市場の移転について坂上さんに聞くと「仲買人さんとの絆は変わらないからね。僕らはいい魚を仕入れて、おいしく食べてもらうだけだよ」と笑顔で答えてくれた。

豪快な南イタリア料理と伊達男たちのこまやかな心遣い「トラットリア・築地パラディーゾ」


5年連続でビブグルマンに選ばれ、その味はミシュランのお墨付き。「南イタリアの漁港の雰囲気が築地に似ているなと思った」と語るオーナーが7年前にオープンさせて以来、夜の築地を牽引し続ける有名店だ。

手前から「ホウボウのアクアパッツァ」(2808円~)、「チェリートマトのペスカトーレ風リングイネ」(2808円)、南イタリア料理に合う白ワインはボトルで3880円~。ドルチェは各種756円


シェフが直接築地で仕入れる素材のよさはもちろん、それを引き出す味付け、豪快でボリュームのあるひと皿をシェアして食べやすいようにと取り分けてくれる心遣いまでもが、長く愛される理由だろう。

スタッフの笑顔が印象的な厨房


店の名物料理である貝類とチェリートマトのペスカトーレ風リングイネは、驚くほど大きなハマグリやムール貝などがインパクトのある一品。貝の旨味とトマトの甘味と酸味を吸ったパスタも絶品。ぜひ、ミシュランも認めたこの味と雰囲気を堪能してほしい。

築地の隠れ家で、心ゆくまでウニを食べ比べる贅沢「海栗 BAR Kai 一章」


築地東通りの建物の奥にたたずむ、まるで金庫のような銀色の扉。その奥には、築地のイメージを覆すラグジュアリーな空間が広がっていた。

ウニの食べ比べ三種にお造り、握りなど8皿のコースで1万2000円。 随所にウニがちりばめられている


「この隠れ家のような雰囲気に皆さん驚かれますね。1階はコース料理を楽しめるカウンター席、2階はバーのラウンジ席。3階は屋根裏の席になっています」と店主の松永さん。

盛り付ける前に箱の状態も見せてくれる。ウニ好きならずとも喉が鳴る瞬間


もちろん雰囲気だけでなく、料理も充実。海栗BARを名乗るだけあって、目玉はやっぱりウニ!1階ではウニ尽くしの料理とお寿司をコースで楽しめ、2階では本日のウニ産地食べ比べ三種や、ウニのせ白子焼き(共に時価)などをアラカルトで楽しみつつ、えりすぐりのワインや日本酒などを堪能できる。特別な日に、ぜひ訪れてほしい店だ。

東京ウォーカー編集部

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