ついに「名古屋城本丸御殿」完成!行く前に知っておくべき見どころはココ!!

2019年4月24日 15:05更新

東海ウォーカー

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名古屋城天守閣の南側に位置する本丸御殿。1度は戦火によって焼失してしまったこの御殿だが、約10年の歳月をかけて復元作業が行われてきた。2013年、2016年と各エリアの完成ごとに途中公開され、いよいよ2018年6月8日(金)に完成公開を迎える。

2018年6月8日(金)、名古屋城本丸御殿が完成公開される


6月4日(月)、報道陣向けの内覧会が行われ、編集部スタッフも本丸御殿に足を踏み入れた。「名古屋おもてなし武将隊」の案内により、ひと足先に御殿を目にしたのだが、その姿は想像以上に豪華絢爛!今回は、より本丸御殿を楽しんでもらうために、その見どころを紹介する。

そもそも本丸御殿って?


本丸御殿とは、徳川家康の命によって建てられた尾張藩主のための住居。将軍専用の建物となったのは、「上洛殿(じょうらくでん)」と言われる将軍の御座所が増築された後で、格式高い御殿として知られてきた。

公開日事前ツアーの案内をしてくれた、名古屋おもてなし武将隊!


ここがスゴいぞ!本丸御殿


現代によみがえった本丸御殿だが、とりわけ驚くのはその復元の正確さだ。戦前までの実測図や写真といった史料が豊富に残されていたため、1615年の建設当時の設計のまま、復元を行うことに成功!名古屋城ほど、焼失前の建築物の詳細が明らかになっている城郭は、日本中を探してもほかにはないらしい。

見どころその1「とにかく豪華」


【写真を見る】玄関を入ってすぐにある「竹林豹虎図」


本丸御殿に入るとすぐに分かるが、とにかく豪華さがすごい!玄関を上がった先にある障壁画や、表書院のふすまは金色に彩られている。生き生きとしたトラや隆々とした松の木が描かれ、迫力満点だ。

正式な謁見に用いられた「表書院」。目線の高さに合わせて描かれているふすま絵は、座って見るのがおすすめ


見どころその2「ヒノキが美しい&いい香り」


つややかなヒノキが美しい


御殿の木材には、主にヒノキが使われており、建物の美しさをいっそう引き立てる。目の詰まったヒノキはどこにも節がなく、とてもきれい。自然光に照らされると、木の明るさが際立つので、天気のいい日に訪れるのがおすすめ!

将軍専用の蒸風呂がある「湯殿書院」


新たに公開されたものの1つに「湯殿書院(ゆどのしょいん)」がある。将軍専用の風呂場であり、現代でいう “サウナ”。ここにもふんだんにヒノキが使用されているのだが、注目してほしいのがその香り!ふわ~っと広がるヒノキの香りで体中が包まれ、贅沢な気分になってしまう。

見どころその3「細かなところまで楽しい」


格式の高さを極めた金具


“近世城郭御殿の最高傑作”と言われるこの御殿は、細部まで見て楽しめる。釘隠しのために取り付けられた“飾金具”などが、建物内にはおよそ3000個あり、デザインも多種多様。1つ1つ職人の手によって作られるからこその繊細さだ。

名古屋おもてなし武将隊・家康公が欄間の説明をしてくれた!


天井と鴨居の間に設けられる“欄間(らんま)”にも注目しよう。部屋の格式が上がるほど、その美しさもアップしていく。特に、「上洛殿」の彫刻欄間は色の鮮やかさや立体感が別格!

400年前の姿をそのままに、現代に復元された名古屋城本丸御殿。ひととおり観覧を終えたスタッフだが、その豪華絢爛な様子に圧倒されてばかりだった。ちなみに、御殿内はフラッシュをたかなければ撮影もできる(携帯電話での撮影は不可)。由緒正しき御殿の旅を、名古屋で満喫しよう。

利川果奈子

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