東海地区限定の味!味噌煮込みうどんの老舗・山本屋本店のココがすごい!!

東海ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

味噌煮込みうどんと言えば、名古屋観光で1度は食べる、キング・オブ・味噌フードと言っても過言ではない。「何この硬い麺!?まだ出来上がってないでしょ?」とびっくりする人続出の人気なごやめし。古くから愛知県で愛されている、味噌煮込みうどんの老舗「煮込うどん 山本屋本店 大門本店」に潜入。その魅力を徹底解剖!

明治から続く味噌煮込みうどん専門店


名古屋駅から少し足を伸ばしたところ、太閤通沿いにある大門本店


1907(明治40)年に下町情緒溢れる大須エリアで創業し、戦後に名古屋市中村区に移転した。味噌煮込みうどんのみで勝負する飲食店は、この山本屋本店が日本初。山梨の郷土料理であるほうとうにルーツを持ち、この地で独自の進化を遂げてきた。現在はなごやめしの代表格として多くの人々に愛されている。2013年にはなごやめしの進化形態としてカレー煮込うどんを考案し、姉妹店「鯱市」をオープン。味噌煮込みうどんの元祖として100年以上の歴史を語り継ぎながら、進化を続けている。

【写真を見る】味噌煮込うどん(1080円)。濃厚でまろやかな味噌のスープが口の中で広がる


ランチタイムはごはんと漬物がおかわり自由!手作りの漬物で、ごはんがすすむ(漬物は季節によって変わる)


全ての厳選食材を自社工場で徹底管理!


市内に自社工場を持っており、仕入れたすべての食材を厳しい管理の元で調理している。麺は食感と香りにこだわり数種の小麦粉をブレンドしたもの、出汁はムロアジ節とかつお節ベースにつくられ、味噌に負けない存在感を放つ。

そして肝心の味噌は、3年間熟成された愛知県産の赤味噌と白味噌を使用。ザラメを合わせることで渋みが調節され、独自の風味を持つあじ味噌が完成する。

独自の風味を持つあじ味噌


こだわりは土鍋にもたっぷり詰まる


素材はもちろん、土鍋にもこだわりあり。良質な陶土で作られた伊賀焼で、優れた保温性を発揮する。火から離した後もじわじわと温まり、おいしさをキープする。また、火にかけられるたびに土鍋に発生する無数の貫乳(ヒビ)もポイント。旨味と一体化することで、味わいを深めていく効果がある。

こだわりの土鍋は伊賀焼。保温性も高く、うま味をしっかりと閉じこめる


飲み比べをしてほろ酔い気分に!?


大門本店では、愛知県の地酒の3種飲み比べができる。辛口からフルーティーで飲みやすいものまで幅広いラインナップ。気になるお酒3種を飲み比べた後、気に入った一杯を別途注文することも可能だ。ポテトサラダなどの一品料理も豊富なので、うどんが完成するまでの時間に、ほろ酔い気分になるのもアリかも!?

飲み比べセット(950円)。おちょこを持ち上げると、お酒の名前がわかるようになっている


意外と固い麺に代表されるように、サプライズが多いなごやめしのひとつ。フランチャイズによる全国展開はなく、店舗を構えるのは東海3県のみ。名古屋観光に来ないと食べられない、とっておきの味だ。名古屋駅周辺には4店舗を展開しているので、旅の始まりか終わりにぜひ足を運んでみよう。

桑山 栞

この記事の画像一覧(全8枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!今が見頃の花見スポットはこちら

ページ上部へ戻る