昭和の香りが残る町田仲見世飲食街の一角で出合える気さくな店長と名物カツカレー

2018年8月4日 8:00更新

横浜ウォーカー 取材・文/瀧本充広、撮影/後藤利江

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リッチなカツカレー(1,450円)。サラっとしているのに複雑なスパイスの香りが絶妙

リッチなカツカレー(1,450円)。サラっとしているのに複雑なスパイスの香りが絶妙
(C)KADOKAWA 撮影= 後藤利江

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上品な甘味の高座豚と薬膳感のあるカレーを求め連日行列ができる名店

さまざまな飲食店が狭いエリアに密集している町田仲見世飲食街の中でも特に人気を誇るカレー店「リッチなカレーの店 アサノ」。現在は二代目の浅野信三さんが作るカレーを求めオープン前から行列ができるほど。カレーは入口横の張り紙に書いてある通り、大量のタマネギを炒めながら10時間かけてルウを作り、ブイヨンスープを取るのにさらに10時間、さらに煮込みや寝かしを繰り返し完成までに約4~5日ほどかける手の込んだもの。

そんなルウは、大量のタマネギを炒めるわりにはサラっとしているが、さまざまなスパイスが入り混じっており、特にニンニクと生姜の香りが絶妙。カレーが目の前にきた瞬間にさらに食欲がかき立てられる。しかも、ルウの中にはたくさんの豚バラ肉もあり食べ応えはバツグンだ。

そして客の約8割が注文するという「リッチなカツカレー」は、神奈川のブランド肉「高座豚」を使ったカツが絶品。柔らかさはもちろんだが、食べた瞬間に上品な甘味が口の中に広がるのがよくわかる。しかも注文してから丁寧に揚げるので、アツアツ、サクサク。こんな横丁の一角にある狭い店で、こんな絶品のカツが食べられるとは驚きだ。

ゆで卵が1個入ったリッチなエッグカレーも人気

【写真を見る】リッチなエッグカレー(1,000円)。ゆで卵が丸々1個入っている

【写真を見る】リッチなエッグカレー(1,000円)。ゆで卵が丸々1個入っている(C)KADOKAWA 撮影= 後藤利江

リッチなカツカレーがボリュームありすぎる場合のオススメはリッチなエッグカレー。ゆで卵が丸々1個入っており、スパイシーなルウとマイルドなタマゴの組み合わせはテッパン。

また、席に座ると先に出されるキュウリと大根のぬか漬けや、自家製らっきょう(200円)は店主の手作りで絶品。カレーを食べる時の箸休めにも最適だ。

和の素材も入ることで奥深く食べやすいルウに

時間をかけてじっくりと煮込むことがポイント。コンブやシイタケ、アゴなど和の素材も入る

時間をかけてじっくりと煮込むことがポイント。コンブやシイタケ、アゴなど和の素材も入る(C)KADOKAWA 撮影= 後藤利江

さまざまなスパイスが入ったルウには、実はコンブやシイタケ、アゴなどの和の素材もたくさん入っているのがポイント。

ただ辛いだけではなく、奥深さとまろやかさが感じられ、食べやすくなっているのにはこんな秘密が隠されていたのだ。

カレーのおいしさだけではない気さくな店主も人気のヒミツ

いつも笑顔で気さくに話しかけてくれる店主の浅野信三さん

いつも笑顔で気さくに話しかけてくれる店主の浅野信三さん(C)KADOKAWA 撮影= 後藤利江

一人でカレーを作って忙しい店主の浅野さんだが、客への対応もピカイチ。いつも笑顔で迎え入れ気さくに話しかけてくれる。また、注文を取る時も、女性には小盛り(100円引き)の「レディースサイズもありますよ」と声をかけてくれるなど、常に気遣いを忘れない。アットホームな店の雰囲気はまさに浅野さんの人柄から生まれるもの。

また、二代目の浅野さんだが、三代目もいらっしゃるとのこと。現在の浅野さんが受け継いだように、三代目へこの味が受け継がれ、末永く多くのファンを魅了してくれそうだ。

カウンター7席で店内はかなり狭いからこそのアットホーム感がリピーターを生む

カウンター7席で店内はかなり狭いからこそのアットホーム感がリピーターを生む(C)KADOKAWA 撮影= 後藤利江

かわいいイラストが目印。昼、夜共に開店前から並ぶ

かわいいイラストが目印。昼、夜共に開店前から並ぶ(C)KADOKAWA 撮影= 後藤利江

神奈川や東京のカレーファンを虜にしている「リッチなカレーの店 アサノ」。

町田に行くとついつい行ってしまう魅力がここにはある。

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