影山貴彦のテレビのホンネ。「上沼恵美子ブランドと、後に続くスターの卵達」

2019年1月4日 7:00更新

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快傑えみちゃんねる

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フジテレビが「えみちゃんねる」を番組購入。関西の人間にとって痛快なニュース!

昨年11月、関西テレビの開局60周年記念番組企画で、関西人1万人が選ぶ同局の人気番組ランキング(終了した番組も含む)が発表された。堂々の1位に輝いたのは、上沼恵美子司会のトークバラエティ「快傑えみちゃんねる」だった。2位は、円広志が司会を務める情報番組「よ~いドン!」、3位には、明石家さんまのトーク番組「さんまのまんま」が続いた。

「えみちゃんねる」は、2位以下に差をつけての1位獲得だった。改めて上沼恵美子の凄さを再認識していたところ、読者の皆さんもよくご存じのとおり、昨年12月2日に放送された「M︲1グランプリ」をきっかけに、上沼の知名度・人気はさらに高まった。ひと言だけ記す。このコラムが出る頃には、上沼の審査に対する不満を動画投稿した芸人たちが引き起こした騒動は、良き形で収束していると信じたい。何より大切なのは当事者同士の思いだ。情報を伝えることはメディアの使命だが、外野が過剰にいつまでも火を焚きつけて回る類のことではないはずだ。

ただ、それはそれとして、上沼ブランドがさらに高値となっているのは間違いないようで、まさにテレビらしい展開となったといえるだろう。フジテレビがカンテレで既に放送された「えみちゃんねる」を番組購入し、夕方の時間帯に近々編成するという報道がされたほどだ。こうしたニュースは、関西の人間にとって痛快である。関西にはオモロイ番組が他にも沢山ある。東京のみなさん、もっと気づいてね! 関西に一層のご注目を!と申し上げておきたい。

2019年が明けた。毎度申し上げているが、テレビをけん引するスーパースターの登場を熱望している。上沼恵美子のようなスーパースターの後に続く卵が、関西には絶対にいる。作り手と受け手が全力を尽くしてその卵をふ化させ、育てる年にしたい。

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【著者プロフィール】影山貴彦(かげやまたかひこ)同志社女子大学 学芸学部 メディア創造学科教授。元毎日放送プロデューサー(「MBSヤングタウン」など)。早稲田大学政経学部卒、関西学院大学大学院文学修士。「カンテレ通信」コメンテーター、ABCラジオ番組審議会委員長、上方漫才大賞審査員、GAORA番組審議委員、日本笑い学会理事。著書に「テレビのゆくえ」(世界思想社)など。

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