好珍プレーの続出に観戦者もくぎ付け!大熱狂の雪中ソフトボール大会

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

身動きのとりにくい環境で行うスポーツの面白さは、水球やボート競技が証明済み!旭川の北東部に位置する上川郡愛別町で行われる「愛別町雪中ソフトボール大会」は、その名の通り雪原のグラウンドでボールを投げて打って追いかけるイベントだ。

雪原でもひと目で分かるよう、塗料で赤く塗られたボールをフルスイング!


ソフトボール経験者や体力自慢の男子が有利なのは間違いないが、独自のルールが設けられているため油断は禁物。通常の野球やソフトボールとは逆に、3塁→2塁→1塁と走塁しなければならないのがユニークなところ。それを忘れてバッターが1塁方向へ走り出しそうになったり、雪の上で豪快に転んだり、雪をかき分けながらあたふたとボールを探したり……毎年珍プレーが続出!必死にプレーする選手たちとは裏腹に、観戦客からは笑い声があふれ、会場は和やかなムードに包まれる。ワイワイ&ガヤガヤと楽しみながら応援しているだけで、いつの間にか寒さを忘れてしまうかもしれない。

【写真を見る】雪上ダイビングキャッチというハッスルプレーに、本人はもちろん観戦者も爽快感が味わえる


新感覚のイベントながら、なんとことしで35回目を数える。冬を除くスリーシーズンのスポーツとして親しまれているソフトボールを冬季に実施することで新たな楽しみ方を追求し、町民の健康と連帯感を高めようと始まったのだとか。実際に、試合終了後は選手たちが参加賞のジンギスカンパーティーを会場で楽しみながら交流を深めることができる。

イージーに見えるポップフライも、雪上ならではの難しさがある


しかも、実は観戦者にもオイシイ特典がある。愛別町特産のきのこがたっぷり入ったきのこ汁が無料配布されるのだ!言わずもがな、冷えや体に染み渡る“忘れられない味”として評判になっている。

冷え切った体は、愛別町特産のきのこがたっぷり入ったきのこ汁でしっかりと温めよう


全力で雪と戯れて、大声で笑って、応援して、最後はジンギスカンやアツアツのきのこ汁で和む。愛別町のあったか〜い雰囲気を楽しめる、一度は足を運んで体感すべきイベントだ。

浅原 聡

この記事の画像一覧(全4枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

ページ上部へ戻る