東京駅一番街「東京ラーメンストリート」10周年を記念し、名店が特別な一杯を提供。早速実食してきた

2019年7月2日 12:00更新

東京ウォーカー(全国版) 栗原祥光

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東京の玄関口である東京駅八重洲口。その地下にある東京駅一番街「東京ラーメンストリート」が6月17日に開業10周年を迎えたことを記念し、6月18日(火)から7月15日(月)までの約1ヶ月間、出店する8店舗が期間限定の記念メニューを提供。さらに利用客に期間限定でプレゼントを行う運びとなった。そこで早速、気になる「記念の一杯」を味わってみた。

年間約200万杯を提供する東京ラーメンストリート

10周年を迎えた東京ラーメンストリート

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「東京ラーメンストリート」は、近隣のオフィスワーカーやラーメンファン、出張や観光客、そして女性や家族連れをターゲットとして「東京で、真っ先に食べたいお店」をコンセプトに、「六厘舎」「ひるがお」「むつみ屋」「けいすけ」を招致して2009年に開業。その2年後となる2011年4月に「1週間通っても飽きない」ために、さらに4店舗を加えて計8店舗をグランドオープンした。以降は定期的に店舗の入れ替えを行っており、昨秋に第5期のリニューアルを実施。アクセスの利便性もあり8店舗で1日平均約5500杯、年間約200万杯を提供している。それでは今回試食したせたが屋系列の2店舗を含む8店舗のオリジナルメニューを紹介しよう。

塩ラーメン専門 ひるがお「名古屋コーチン尽くしの塩まぜそば」(1200円)

ひるがおは、せたが屋の昼の時間だけ屋号を変えた、塩ラーメン専門店。

塩ラーメン専門 ひるがお

記念特別メニューは1日30杯限定の「名古屋コーチン尽くしの塩まぜそば」は、その名の通り名古屋コーチンの鶏チャーシュー、卵、鶏油(チーユ)を使った特別な一杯だ。

「名古屋コーチン尽くしの塩まぜそば」(1200円)

たっぷり鶏油のかかった丸太麺の上にのるのは、3枚の鶏モモ肉のチャーシューと玉ネギ、万能ネギ、海苔、そして黄卵。よくかき混ぜてから頂くと、鶏の旨味としっかりとした塩ダレの旨味が口いっぱいに広がる。名古屋コーチンの特徴ともいえる濃厚さを楽しみながら、ひるがおの特徴である、さっぱりとしていながらも旨味たっぷりの塩味に箸が止まらない。追い飯を頼んで少し残ったタレと混ぜて食べるのも◎だ。

まぜそばらしい太麺に濃厚な鶏と塩ダレの味が絡みつく「名古屋コーチン尽くしの塩まぜそば」(1200円)

提供時間は14時~23時30分(23時LO)、1日30杯限定。暑い日にピッタリなので、ぜひ楽しんでいただきたい。

とんこつらーめん 俺式 純「霧島山麓豚のチャーシュー麺」(1200円)

バランスと旨さを追求した、とんこつらーめんの名店。

とんこつらーめん 俺式 純

代表の前島氏によると「最近は高級食材を使うのがブーム」とのことで、記念ラーメンとして霧島山麓豚のチャーシュー3部位が、麺が見えないほど乗った一杯を提供する。

「霧島山麓豚のチャーシュー麺」(1200円)

極細の白い麺をつまみ上げると、しっかり粘度のあるスープが絡み、豚骨ラーメン特有の食感が楽しめる。スープに臭みはまったくなく、粘度はあるものの、こってりではないので、女性はもちろん豚骨が苦手な人でも楽しめるだろう。3部位のチャーシューは、それぞれの肉の味と食感が楽しめることはもちろんのこと、スープの味と合わさると極上の風味に。

豚骨スープと細麺が見事にマッチした「霧島山麓豚のチャーシュー麺」(1200円)

途中で卓上にある紅生姜やラー油を加えて味変するのも楽しい。1日30杯限定なのでお早めに。

東京煮干し らーめん玉「特製 金目鯛ラーメン」(1100円)

鶏の旨味がつまった濃厚スープに数種類の煮干しを合わせて作る一杯は、まさに「鶏と煮干しの黄金比」。

東京煮干しらーめん 玉

10周年のために作るのは、なんと金目鯛が堪能できる一杯だ。

「特製 金目鯛ラーメン」(1100円)

スープには漁獲量日本一を誇る駿河湾産の高級金目鯛を贅沢に使用し、濃厚で奥深い旨味が口の中に広がる。なくなり次第終了。

ソラノイロ・NIPPON「めでたい贅沢ローストビーフ牛らーめん」(1300円)

麹町本店が「ミシュランガイド東京2015」のビブグルマンに選出されるなど、数々の賞を受賞した「ソラノイロ」。

ソラノイロ・NIPPON

動物系の食材はもちろん、玉子や乳製品を使用しないビーガンの『ベジソバ』で知られる同店の10周年メニューは、なんと肉三昧! 国産牛のローストビーフ、もち豚のつるし焼きチャーシュー、紅茶鴨のスモークがのる。

「めでたい贅沢ローストビーフ牛ラーメン」(1300円)

ソラノイロの特別な1日15杯の限定メニューだ。提供時間は14時~23時(22時30分LO)

六厘舎「限定Wつけめん」(1280円)

つけ麺ブームの火付け役とも言われる六厘舎。東京ラーメンストリートにはオープン当初から軒を連ねている「古株」だ。

六厘舎

そんな同店が出すのは、通常のつけダレに限定つけダレを加えた一杯。限定つけダレは自らの代名詞である「魚介」を排除し、全く新しい味に挑戦。

「限定Wつけめん」(1280円)

六厘舎の新境地となる一杯をチェックしてみてはいかが。1日100杯限定。提供時間は10時~23時(LO22時30)

つじ田 味噌の章「味噌カレー牛乳ラーメン」(950円)

豚骨魚介のつけ麺つじ田から派生したブランド。濃厚スープとまろやかな味噌が特徴の味噌らーめん専門店。

つじ田 味噌の章

記念メニューは10年前に提供していたラーメンの復刻版だ。東北地方のご当地ラーメンをつじ田風にアレンジしたもので、カレーと牛乳、そして味噌のマリアージュを体験して欲しい。

「味噌カレー牛乳ラーメン」(950円)

1日50杯限定。提供時間は15時~18時(17時30分LO)

東京の中華そば ちよがみ「トリュフオイル・チーズまぜそば」(900円)

東京の中華そば 「ちよがみ」は、名店「斑鳩(いかるが)」のセカンドブランド。

東京の中華そば ちよがみ

「トリュフオイル・チーズまぜそば」は、華やかで贅沢な香りのトリュフオイルと2種のチーズがのった一杯。まずはチーズとトリュフオイルの濃厚な味を楽しんでから、添えられた温泉タマゴを入れて、味変を楽しめるメニューだ。

「トリュフオイル・チーズまぜそば」(900円) 

1日30杯限定。

東京駅 斑鳩「オマール海老だし らー麺」(1080円)

東京を代表する名店「斑鳩」。代表の坂井氏は過去、テレビ東京「テレビチャンピオン」の優勝者として知られている。

斑鳩

その記念ラーメンは、海老の旨味が凝縮したスープが特徴の「オマール海老だし らー麺」。スープはオマール海老の頭の出汁の香ばしさ、甘海老の頭の出汁の甘味、動物系スープのコクが楽しめ、豊穣かつ濃厚な仕上がり。

【画像】「オマール海老だし らー麺」(1080円) 

1日10杯限定。提供期間は14時~22時(21時30分LO)

利用者には10周年記念プレゼントも

10周年記念の海苔は4種類

期間中、各店舗を利用した方に先着で「10周年オリジナル海苔」が1枚プレゼントされる。海苔には感謝のメッセージが書かれており全部で4種類。ぜひコンプリートしてみてはいかがだろうか。

フォトスポットも登場!

東京ラーメンストリートのフォトスポット

10周年を記念したフォトスポットが登場。飛び出すラーメンは、写真映えすること間違いナシだ。立ち寄った際はぜひラーメンに入ったつもりで一枚撮ってはいかがだろう。

東京駅ならではの苦労も

左から東京ステーション開発株式会社の佐々木氏、せたが屋の前島氏、斑鳩の坂井氏

記者勉強会では「東京ラーメンストリート」を企画した東京ステーション開発株式会社の佐々木常務取締役営業開発部長が挨拶。「開業前、色々な店舗を食べに行ったのですが、1日4杯食べることもあり、それがとても大変でした。胃は一つしかないので」と当時を振り返りながら「お金云々ではなく、東京駅をもっと楽しくしたいと思いではじめました。今では認知度も上がってきました。それがとても嬉しいです。またインバウンドの需要も増えてきました。これからも店舗と大家が一緒になって盛り上げようと思います」と意気込みを語った。

東京ステーション開発株式会社の佐々木氏

続いて、せたが屋の前島氏が「僕は10年前は駆け出しだったので、お話を伺った時は、新人歌手が紅白歌合戦の舞台に立つような感じでしょうか。東京駅という舞台、チャンスが来たと思い舞い上がって二つ返事でお答えしました」「東京の玄関口ということもあり、お客様には失礼があってはならないと、私は本気でやっています。東京駅にお店がある、というのは嬉しい反面、追い出されないように努力をし続けたい思いも強い。味だけではなく、サービス面なども活性化していかなければならない。なにより場所柄、お客さんを待たせてはいけないですからね」と、今後もさらなるサービス向上を語る。

せたが屋の前島氏

斑鳩の坂井氏も「路面店は私達に合わせて来てくださります。ですが東京駅の場合は、そうではありません。色々な方が来店されますし、飲んだ後の一杯、という方も多いです。ですので柔軟な対応とマニュアルを常に見直ししています」「私はお待たせしないということを前提にしています。訪日観光客の方は辛いラーメンが好まれるなど、路面店との違いはありますね」と、市ヶ谷にある本店との違いを解説した。

斑鳩の坂井氏

名店が一堂に集う東京ラーメンストリート。気軽に立ち寄れるカジュアルさと、東京駅ならではのサービスや味を確かめに足を運んでみてはいかがだろうか。

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