【とっておきのそとあそび、教えます】2020年、そとあそび大好き女子を夢中にさせるキーワードはズバリ!「そとごはん」

東京ウォーカー(全国版)

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近年、話題のアウトドア・アクティビティ。あまたある中からどれを選ぶべきか、迷ってしまう方も少なくないはず。そこで、国内最大級のアウトドア・レジャー専門の予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」との共同企画として、現地の深掘り取材を繰り返すナビゲーターに“とっておきのアクティビティ”を教えてもらう企画をスタート。

マリンアクティビティをこよなく愛するSOTOASOBIナビゲーターの越川理沙さん。自然の中にいるのが大好きで、わずかでも時間さえあれば外へと飛び出していく超活発なそとあそび女子


今回は、越川理沙(こしかわ・りさ)さんの“とっておき”を紹介します。

大自然の中で食べる“そとごはん”は最強においしい!


新年、明けましておめでとうございます。寒~い日が続いておりますが、相も変わらずそとあそびに夢中な女子“こっしー”こと越川理沙です。実は私、昨年から“そとごはん”に超ハマっているんです。そとごはんといっても、三つ星レストランで食事したり、おしゃれなカフェでランチしたりする“外食”ではなく、そとあそびと一緒にごはんも楽しむ“そとごはん”です!

そとごはん用のキャンプグッズも必要に応じて少しずつそろえている最中。そろそろ焚き火料理にも挑戦したいので、次は小型の焚き火台を買っちゃおうかな~


さまざまなアクティビティツアーに参加してアウトドアを楽しむのももちろん最高だと思うのですが、私のような自由奔放な性格だと空いた時間に急にそとあそびしたくなることも多くて……事前に予約しなくても何かアウトドアライフを満喫できることがないかな~と考えた結果、行きついたのがそとごはんです! そとあそびと料理が好きなので、「ふたつを合体させればいいじゃん!」 と、始めたきっかけは超単純(笑)。特別なことをするわけでもなく、自分の好きなところへ出かけていって、そこでごはんを作って食べるという内容なんですけど……これが楽しくて楽しくて。

インスタント食品を活用したり、本当に誰でもできるような料理しかしていないのですが、めちゃくちゃおいしいんです! 大自然の中で感じる圧倒的な開放感に加え、自分ひとりで気ままに行動する日常からの解放感。もうこの2つの心地良さがスペシャルなスパイスとなって、どんな料理もとびっきりの一品に仕上げてくれます! もともと家のベランダでご飯を食べる“ベランダキャンプごはん”をやってはいたんですけど、いや~もうおいしさの次元が違いすぎ! このおいしさと感動を少しでも多くの人に伝えたくて、思わずYoutubeで個人配信も始めちゃいました(笑)。そのぐらいガチハマりなんです!

もともと料理好きだったこともあり、今やそとごはんにすっかり夢中!大好きなアウトドアと料理を一緒に楽しめるなんて最高です!


インスタント麺の粉末スープを使った鍋にも挑戦。シメにはもちろんラーメン投入です! 凝ったものではなく、ササッと手間ひまかけずに作れるもの。それが私流そとごはんのテーマですね


誰でも手軽に始められるアウトドアライフ!それが“そとごはん”


そとごはんは、本当に手軽に始められるのがポイント! 調理時の熱源となるシングルバーナーは5000円前後で買えますし、交換用のガス缶は1000円でおつりがくる程度。鍋やフライパンなどの調理器具やカトラリーは普段使っているものでも十分です。

ここ最近はソロキャンプブームということもあり、各アウトドアブランドやメーカーからソロ用の調理器具がたくさんリリースされているので、すごくそろえやすくなっているのもうれしいところ。アウトドア用に作られたものは軽量で携帯性に優れているので、個人的には買いそろえたほうがより快適に、そとごはんが楽しめる気がします。キャンプに行くときのようにいろいろな荷物を持っていくのではなく、リュックサックひとつでサクッと出かけたいですからね。携帯性の高さは重要です!

私の基本装備はこんな感じ。絶景を眺めながら自分で淹れたコーヒーを飲むのがずっと前からの夢だったので、コーヒー豆やミル(右上のシルバー)は絶対に欠かせません!


自分のペースで楽しめる“そとごはん”は想像以上にお気楽です!


最初はひとりで行くのに勇気がいるかもしれませんが、実際に行ってみるとコンビニに買い物にいくような手軽さ。むしろ街中でレストランにひとりで入るよりも、気楽に過ごせると思います。火を使うのでキャンプ場を利用することが多いのですが、私以外にもソロキャンパーがたくさんいて、ひとりでいるのが当たり前な雰囲気。そうそう、マンガ喫茶やネットカフェのアウトドア版みたいな感じですね(笑)。あまりの居心地の良さと心地良さから、最初はそとあそびのついでに自分でコーヒーを作って飲んだり調理したりと考えていましたが、今はすっかり食べにいくことがメインになっちゃいました。

真剣に調理中!今度はどこへ行って何を食べよう……。そんなことを考えるのも楽しみのひとつです


あのおいしさが忘れられない! 心に残る私の“そとごはん”ベスト3


すること10回以上! ほぼ週1スペースです(笑)。その中でも「いや~これは感動レベルでおいしかった」という“そとごはんベスト3”を紹介するので、気になるものがあればぜひとも挑戦してみてください!

【第3位】富士山を見ながら「甘じょっぱフレンチトースト」


日本人だからこそ、日本一大きな山のふもとでごはんが食べたい! そんな気分で向かったのが山梨県の山中湖。「エルコリーナ 山中湖」というグランピング施設でそとごはんしてきました。

【写真】食べるときも真剣な私(笑)。富士山の雄大な姿を望みながらのそとごはん。目の前に絶景が広がっていれば、何を食べてもおいしく感じること間違いなしです!


このとき作ったのは『山と食欲と私(信濃川日出雄・バンチコミックス)』というマンガの第53話に登場した「甘じょっぱフレンチトースト」。もう見た瞬間に「食べてみたい~」という欲求にかられまくった一品です。その名のとおり塩コショウで少ししょっぱめに下味をつけたフレンチトーストに、ベーコンを乗せ、焼き上がった後にハチミツ&ブラックペッパーで味付け。甘さとしょっぱさのバランスが絶妙であっという間に完食しちゃいました!

「甘じょっぱフレンチトースト」の完成! マンガを読んだときから食べたかったあの一品を、こんな大自然の中で食べられるなんて幸せ……


【第2位】高尾山で紅葉を楽しみながら「ほかほかパンとコーヒー」


前の日の夜、急に紅葉が見たくなり高尾山に行くことを決意! 山頂で味わうほかほかのパンとコーヒーは格別なんだろうな~なんて考えつつ登ってまいりました。高尾山は想像以上に高齢の方が多く、皆さん気軽に声をかけてくれたのがすごく印象的です。

天気が良かったこともあり、高尾山の山頂からは富士山の姿が! 山の上は空気もきれいだし、そとごはんも格段においしく感じました


本当は食パンをカリッと焼いて、その上に大好きなハチミツとクルミを乗せて食べたかったのですが……高尾山周辺に食パンを売っているお店がなく断念。食パンの代わりに仕方なく菓子パンを使ったのですが、これがめちゃくちゃおいしかったな~。コーヒーはこの日のために買ったミルを持参! 山登りでほどよく疲れていたこともあり、コーヒーもまた格別なおいしさでした。

食パンが買えなかったので高尾山の売店で売っていた菓子パンで代用。マンガと同じには作れなかったものの、これがとってもおいしかった!


【第1位】伊豆大島の溶岩に囲まれて食べる「よくばりウインナー麺」


溶岩に囲まれた自然のプールでそとごはんを食べたい! そんな突拍子もない発想から、東京から約120km離れた伊豆大島のトウシキ海岸へ。どうせならということで、初めてのソロキャンプも体験してきました。

溶岩と海に囲まれた日常離れしたシチュエーション。食事だけではなく、大自然を満喫するのも“そとあそび”の楽しみ方です!


ここでのそとごはんは、もはや私のそとごはんバイブルと化している『山と食欲と私』の第2話に登場した「よくばりウインナー麺」。材料はインスタント麺とちょっと高級なウインナー(笑)。基本的に普通のラーメンですが、ウインナーの旨味がスープに溶け出してなかなかいいコクが。肌寒かったこともあり、しっかりスープも飲み干しました!

マンガを読んだときから食べてみたかった「よくばりウインナー麺」! 家でも簡単に作れますが、あえて外で、しかも溶岩に囲まれる中で食べるのが私のこだわり(笑)


アクティビティツアー+“そとごはん”、その答えは至高のひととき!


このベスト3を見れば、いかに大したものを作っていないかが明白ですね(笑)。でもそとごはんは手軽に作れることが第一ですから、これでいいんです! 私のようにわざわざ遠くまで行く必要はないので、まずは近場のキャンプ場などで始めてみてください。「あっ、おいしい!」そんな些細な喜びをきっかけに、アウトドアの楽しさに目覚めていただけたら幸いです!

今回はそとごはんの話題に集中してしまったので、最後にSOTOASOBI掲載ツアーの中から、そとごはんと組み合わせて楽しむのにピッタリなツアーを紹介します! 伊豆大島の「オレンジフィッシュ」が主催する「伊豆大島 スターウォッチングツアー」です。

一年通して楽しめるツアーで所要時間は2時間ほど。子供のころから星空観察を趣味とするオーナー兼ガイドの粕谷さんが、味のあるトークで天然の星空ショーを盛りあげてくれます。そとごはんのデザートに空一面に広がる星空を望むなんてとってもロマンチック! とびっきりのひとときを満喫してください。

街などの光によって星が見えなくなる光害の影響も少なく、条件次第で5等星程度の暗い星まで見えることも!


断熱マットのほかに、リクライニングチェアやコットなどを準備してくれるから、リラックスして星空観察が楽しめます


浅野祐介/ウォーカープラス編集長

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