塩ノ谷 早耶香が語るファーストアルバムに込めた熱い思い

九州ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

12月10日、ファーストアルバム「Luna」をリリースした福岡県出身のアーティスト塩ノ谷 早耶香。デビューから約2年間、アーティストとして着実にキャリアを積んできた。これまでの活動の集大成といえる今作に込めた思いや、制作秘話などを聞いた。

アルバムの制作過程で、アーティストとしてどうありたいのかを深く考えたという塩ノ谷。「突き詰めると、自分に“何があって、何が足りないのか”といった問いにぶつかりました。最終的には、自分の弱さを知ることに気付かされました」と初めてのアルバム作りは、自分自身と向き合う期間でもあったようだ。

アルバムタイトルとして選んだのは「Luna」。月を意味するこの言葉にも強い思い入れがある。「月は見えている部分は優しく輝いているけれど、見えない部分には影がある……。表面からは分かりにくい人の心の動きと似ていると思えてきて、それを重ね合わせながら曲を作りました」と語る。

また、収録曲の「それでも世界は美しい」は、行定勲監督によるWOWOWの連続ドラマW「平成猿蟹合戦図」の主題歌として起用された。同曲のミュージックビデオは行定監督が担当したことでも話題になった。実は、作詞を手掛けた売野雅勇氏とともに、行定監督も曲作りからレコーディングまで参加してくれたという。

「当初、(行定監督と)なかなか曲のイメージを一致させることができなかったのですが、実際にお会いして言葉を交わす内に、一気に道が開けました。打ち合わせをする中で、行定監督から『塩ノ谷の声をもっと丸裸にしたらどうか』とアドバイスをいただき、その言葉がキーワードになって、この曲(それでも世界は美しい)が出来上がったのです」と同曲の誕生秘話を明かしてくれた。さらに、「シンプルだけれど、メッセージ性が強くて、私自身の目標でもあった『歌を言葉のように伝えていく』ことへの、何か一つ答えが見つかった曲になりました」と自分自身の変化も感じ取ったようだ。

「今回、アルバムの制作を通して、自分がどのようなアーティストとして生きたいのかが、見えてきました。その気持ちを伝えられるのが、やはりライブだと思っています。地元・福岡でのワンマンライブを近いうちに必ず実現させます」と力強く語ってくれた。【福岡ウォーカー】

この記事の画像一覧(全5枚)

キーワード

カテゴリ:
タグ:
地域名:

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!今が見頃の花見スポットはこちら

ページ上部へ戻る