乃木坂46与田祐希、バット振り回す美少女役「“申し訳ない”という感情は捨てた」
東京ウォーカー(全国版)
乃木坂46のメンバーとして活躍中の与田祐希が、ダイビングサークルを舞台にした人気マンガを原作にした映画『ぐらんぶる』(8月7日(金)公開)で映画デビューを果たした。『ヒロイン失格』を手がけた英勉監督がメガホンをとった本作で、竜星涼演じる主人公・北原伊織のいとこであるヒロイン・古手川千紗を演じた与田。バットを振り回しメンチを切る“クーデレ”美少女役に挑んで感じたことや撮影秘話、今後挑戦してみたい役柄などを聞いた。
“恥ずかしい”“申し訳ない”という感情は一切捨てて、思い切り演じた

――本作のオファーを受けたときの心境をお聞かせください。
【与田祐希】 自分が映画に出演するということが全く想像つかなかったですし、最初は『ぐらんぶる』の世界観に入り込めるのか不安でした。でも、「お声をかけていただいたならばがんばらなきゃ、全力でやるしかない!」という気持ちでオファーを受けさせて頂きました。
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
【与田祐希】 英監督やスタッフの方々、そして共演者のみなさんが本当に優しくしてくださって、和気あいあいとしたアットホームな雰囲気の現場でした。毎日が刺激的で学ぶことも沢山あって、充実した日々を過ごせていたと思います。
――千紗は相手に媚びることなく物事をハッキリ言うクールな女の子ですが、演じるうえで難しかったシーンを教えていただけますか。
【与田祐希】 難しいことだらけでしたけど、中でも踏んづけたり殴ったりと人を攻撃するようなシーンはすごく苦戦しました(苦笑)。役作りの段階では、原作の漫画を読んでどう演じるかイメージして、現場では共演者の方々や監督に助けてもらいながらいろいろなバージョンを試させていただきました。その中で一番やりやすかったバージョンを本番で採用する、という流れでしたね。監督から「千紗として自由に動いてみて」と言われることもあったので、彼女の心情を汲み取りながら思うままにお芝居することで、なんとか形になっていたのではないかと思います。
――千紗を演じるうえで大事にしたことは?
【与田祐希】 やはりお芝居に対して“恥ずかしい”とか“演技経験の浅い私が演じるのは申し訳ない”という気持ちが最初はあったんですけど、そのようなメンタルで参加したら関わったすべての人や作品自体に迷惑をかけてしまうと途中で気付いたんですね。なのでネガティブな感情は一切捨てて、役を思い切り演じることを大事にしていました。
千紗との共通点は「海が大好きなところ」

――千紗とご自身との共通点はありましたか?
【与田祐希】 私は福岡県志賀島出身なんですけど、夏になると実家の近くの海に入ってよく遊んでいたので、海が大好きなところは千紗と似ていると思います。
――海と言えば、ダイビングのライセンスは本作の出演が決まる前に取得済みだったそうですが、ダイビングシーンの撮影で印象に残っていることがあれば教えて頂けますか。
【与田祐希】 (撮影の)2年くらい前に番組の企画でライセンスを取得していたんですけど、それ以来全く潜ってなかったので、今回の撮影で久しぶりにダイビングをやりました。そしたら海の中でうまく立つことができなくて…“あれ? どうだったかな?”って(笑)。でも、すぐに感覚を取り戻して海の中を泳いでいるうちに、「水中で息ができるって夢みたいだな」と改めて感動したんです。見たことのないような世界が見られるのはダイビングの魅力だなと思います。
――ちなみに、海を舞台にした映画でお好きな作品はありますか?
【与田祐希】 小さい頃におじいちゃんとおばあちゃんと一緒に映画館で観た『ファインディング・ニモ』は思い出深い作品です。当時はまだ幼かったので、大きなサメがスクリーンに映った瞬間に、本当に飛び出てくると思ったのか、一番後ろの席までダッシュしたらしいです(笑)。
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