浜辺美波、10年の女優人生を振り返る「毎日が濃すぎて記憶にない」

2021年1月8日 14:42更新

東京ウォーカー(全国版)

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ヒロインの1人、山本朱里を演じた浜辺美波撮影=友野雄

女優・浜辺美波が、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月14日(金)公開)に出演する。『思い、思われ、ふり、ふられ』は、咲坂伊緒原作の人気少女マンガ『ストロボ・エッジ』『アオハライド』の流れを受け継いだ“青春三部作”の最終章。4人の高校生の恋模様と青春が描かれた本作で浜辺は、明るく活発な性格でありながらも悩み、もがくヒロインの1人・山本朱里を演じた。2020年が10代ラストイヤー、そして来年にはデビュー10周年を迎える浜辺に、コロナ禍の中での思いや、「記憶がないくらい濃かった」と振り返る女優人生のこれまでとこれからについて語ってもらった。

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ヒロインの1人、山本朱里を演じた浜辺美波撮影=友野雄

――本作『思い、思われ、ふり、ふられ』に出演することが決まったときの気持ちを教えてください。

【浜辺美波】もともと、咲坂(伊緒)先生の作品が大好きで原作を読んでいたので、三木(孝浩)監督が映画化すると聞き、透明感のある素敵な作品になるんだろうなと楽しみでした。実際に、胸キュンなシーンだけではなく、家庭環境や将来に葛藤する4人の主人公を通して“青春”というものが丁寧に描かれていて、他の少女マンガ原作の映画とは一味違うものになったかなと思います。

ーーもともと原作を読んでいたとのことですが、原作ではどのキャラクターが好きだったのでしょうか。また、映画でのその印象はどうでしたか?

【浜辺美波】朱里の義理の弟、理央が好きでしたね。マンガを読むときはいつも男の子の“推し”を作るんですが、咲坂先生の作品に出てくるクールでミステリアスな男の子のキャラクターがとても好きなんです。北村(匠海)さんの理央は、実写として薄っぺらくない、深みがある印象でした。正直、北村さんが王子様キャラの理央を演じるイメージってあまりなかったのですが、だからこそ生まれるギャップがとても素敵で、見た人みんなが好きになっちゃうだろうなと思いました。

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(C)2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 (C)咲坂伊緒/集英社


ーー今回、映画『君の膵臓をたべたい』で象徴的なカップルだった北村匠海さんと浜辺美波さんが再共演するという点でも注目を集めています。そのことでプレッシャーを感じることはありませんでしたか?

【浜辺美波】私個人としては、全くプレッシャーを感じることはありませんでした。たしかに北村さんとは「よく見る」と言われることもあるんですけど、なんだかんだで実写作品では3年ぶりでしたし、役同士の関係性も前回とは全く違ったので。逆に『君の膵臓をたべたい』で印象強くついたイメージを今回変えられたらいいなとも思っていて、すごく楽しみです。

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ーー今回浜辺さんが演じた山本朱里への印象や、演じるうえでのこだわりを教えてください。

【浜辺美波】朱里は一見、天真爛漫で明るくて、思ったことをスパッと言える頼りがいのあるお姉さんキャラ。その一方で、家庭環境が複雑という事情から、弱い部分も持ち合わせていて、人の痛みを理解できる子なんです。また、自分の好きではない部分を人に理解してもらおうとするのではなく、自分で変えていこうとするところは、私も経験があって、とても共感できました。もがきながら青春を送っている朱里の姿を伝えられたらいいなと思いながら演じました。

ーー映画の中では、高校生ならではのエピソードがたくさん繰り広げられていますが、もう一度高校生になれるとしたら、何かしたいことはありますか?

【浜辺美波】男女入り混じって本気でドッジボールをやってみたいですね。私自身の高校生活は、芸能コースがあるところに通っていたこともあって、行事を楽しんだ経験がほとんどなくて。今回、映画の中で文化祭のシーンを演じて、チュロスとかタピオカとかの飲食店を出して、クラスの女の子たちと売り上げ一番を目指したりするのも楽しそうだなと思いました。やるからには全力で頑張ります(笑)。

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(C)2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 (C)咲坂伊緒/集英社


ーー本作の中で、浜辺さんのお気に入りのシーンを教えてください。

【浜辺美波】文化祭の準備の最中、夕日の中で、朱里が乾くん(赤楚衛二)に写真を撮ってもらうシーンです。2人のもどかしい距離感や、好きな男の子にカメラを向けられたときの胸のドキドキがとても素敵で、特別な時間になりました。まるで映画のようで、女の子だったら憧れてしまうシーンなのかなと思います。

ーー恋をした相手の前では素直に振る舞えない朱里の姿がリアルで印象的でした。恋する女の子を演じるときに意識していることがあれば教えてください。

【浜辺美波】全部に理由をつけすぎないことですかね。朱里が乾くんの前で素直になれなかったり、焦って言いたくないことを言ってしまったりというような、恋愛においてよくありそうなことを大切にしたかったので。説明できない気持ちこそ大切にするようにしました。

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