【漫画】「沈黙」と上手につき合えていますか?一流のビジネスパーソンは、沈黙そのものを楽しむ

東京ウォーカー(全国版)

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人生を豊かにする「知って得する仕事の話、人生の話」を紹介するウォーカープラスの新企画「ウォーカービズ」。当記事では、社内MTGや商談での“沈黙に耐えられない人”について、漫画『もう「いい人」になるのはやめなさい!』を元に解説します。


「沈黙になったっていい。それは致命傷じゃない!」そんな開き直りが大事


取引先との商談・打ち合わせ、あるいは初めてのデートなどで、誰かと2人きりで過ごしているときに、沈黙に耐え切れなくなってあわてて不自然な言葉でつないでしまった経験はないだろうか?

しかし、これを一方的に悪いことと決めつけることはできない。「あわててつなぐ」のはあなたの中にホスピタリティーがあるから。それは善か悪かと言えば、確実に「善の心」である。サービス精神があり、「楽しませなくては!」という心があるからこそ焦るのである。

それは確かに悪いことではないが、相手はその努力を心地良くは受けとってくれない。同時にあなた自身も「無理につないだこと」で穴があったら入りたい気持ちになる。沈黙することよりも「私は今、猛烈に焦っています!」という動揺が相手に伝わるほうが数倍気まずいものだ。心根のやさしい「いい人」が陥ってしまいがちな、この痛いシーン、どうしたら免れることができるのだろうか?

まずは開き直ろう。沈黙になったっていい。それは致命傷じゃない!そう考える。開き直るぐらいのずうずうしさがあったほうが、どっしりとした印象を相手に与えられる。

そして深呼吸して、一拍置いてから、気まぐれに目に映る景色や、今日の自分自身の気分のことを話せばいい。その場を気ままに楽しんでいる姿を見せればよいのだ。緊張して、楽しむどころでなくても、最初は無理やりそうしてみよう。内心、無理につなげていたとしても、それが相手に伝わっていなければよいのだ。

もしこの方法が不発に終わっても、焦らない。「えっ?何が?」と気づかないふりをして返してみよう。

さて、この「沈黙と上手につき合うことの大切さ」は、仕事中のコミュニケーションにおいてはとくに大切である。

商談中に無理に会話をつなごうとして、かえって上滑りで、浅はかなことを言ってしまい、印象を悪くしてしまうこともある。相手が何かを思案していたり、何かを言おうとしているのに、それにどうでもよい「つなぎの会話」をかぶせてしまっては目も当てられない。さらに、あなたの緊張・不安が下手に伝われば、相手は不機嫌になるかもしれない。

こうなっては力関係が相手のほうが完全に上になってしまう。いつももみ手をしながら相手と接しなくてはいけなくなる。これではよいビジネス関係は築けない。仕事においての沈黙は「より深い思案をしている」と思い、自分自身も深く考えを巡らせてみよう。沈黙のあとに深い思慮に基づいた考えをしっかり述べたほうが、あなたの仕事上での信頼感は数倍高まるのである。

【ポイント】
“いい人”は、沈黙に耐え切れず、つぶされる。
超一流は、沈黙そのものを楽しむ。


【漫画】もう「いい人」になるのはやめなさい!(KADOKAWA)
著者:潮凪洋介/漫画:うげっぱ

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