マジメでお茶目な愛されキャラの室龍太、魅力全開の主演舞台が大阪からスタート!
東京ウォーカー(全国版)
演劇ライターはーこによるWEB連載「はーこのSTAGEプラス」Vol.93をお届け!
2019年、『大阪環状線〜君の歌声が聞きたくて1985〜天王寺駅編』で舞台初主演を務めた室龍太。関西ジャニーズJr.を卒業し、2度目の主演舞台『コムサ de マンボ!』に挑む。
作品は、芸人兼見習い放送作家だったコムサ真二が晴れてテレビの放送作家となり、彼が関わるバラエティ番組のスタッフルームで巻き起こるドタバタコメディ。19年に出演した、売れない役者たちが集まる“コーポ・レミゼ”が舞台のコメディ『どれミゼラブル!』の約2年後の物語で、爆笑必至の作品だ。
出演は、番組スタッフ役として田中真琴、古謝那伊留(関西ジャニーズJr.)、川久保拓司ら。前作からは石垣佑磨と金田哲(はんにゃ)が再登板し、芸達者な六角慎司、酒井敏也が脇を固める。今回は大阪公演からスタートし、東京を経て室の地元・京都、そして静岡へと巡演。
本来なら今年1月に上演予定だったが、コロナ禍で延期となった『コムサ de マンボ!』。「実現できてすごくうれしい」と語る室のリモート会見が、東京・大阪合同で行われた。聞いてないことまで、つい言ってしまう”いらんこと言い”も、ツッコミ系と言いつつ素ボケなところも、関西人ならではのDNA。さらに、多彩な質問にきちんと応えようとする姿勢は好感度高く、東京へ行っても愛されキャラは健在だ。作品の見どころはもちろん、今後の活動やマストな楽屋グッズまで話してくれた会見の内容(ファン必読!)を紹介しよう。
【『コムサ de マンボ!』あらすじ】
芸人兼見習い放送作家だったコムサ真二は、現在テレビのバラエティ番組「まかないマンボ!」の作家として働いている。いつものようにスタッフルームでネタを考えていると、今晩放送予定の番組データがすべて壊れてしまったという連絡が入る。プロデューサーらスタッフは大慌て。果たして無事にオンエアできるのか!?
【公演が延期と聞いた時は?】
「他の作品も延期になったりして、仕方のないことやとは思いつつも、すごく残念な気持ちにはなりました。でも、絶対できるという気持ちの方が強かったので、特に落ち込まずに。逆に、落ち込んでいる時間がもったいないなと思って。落ち込んでる時間あったら、なんかできるかなっていう考えの人なんで、僕。だから基本的によく能天気って言われます(笑)。
コロナ禍になってからはトレーニングを始めました。30代で体力も落ちてきてるんじゃないかなと。関西ジュニアでコンサートとかに出ている時は、踊ったり歌ったりしていましたけど、今はお芝居が多くて体力が心配やからトレーニングはずっとしています」
【座長の意気込みを】
「オレが座長だぜっていう感じでは僕は出来ないと思うんで、特に気負うことなく臨んで、キャストやスタッフの皆さんに助けてもらいながらみんなで切磋琢磨してやれたら。僕、自分で言うのもなんですけど、愛され力があるんで(笑)。ファンの人からも良く言われるので、それを信じて今まで通りやれればいいなと思っています。着飾りたくないんで、そのままの僕を愛していただけたらうれしいです」
東京では初主演の舞台となるが「人生の中で主演させてもらうのは3回目。小学校の時に『ピーマンの王様』という学芸会で王様役で主演しました。つい違う話に行っちゃう(笑)」
【今回の作品の印象は?】
役柄は『どれミゼラブル!』と同様、コムサ真二。「コムサ真二に関しては、前作と比べてすごく僕寄りになった感じで。脚本を読んでいても、自分で『うわ、これオレ言いそう』とか、ほぼ全部のセリフが僕が使うような語尾にもなってますし。すごく室龍太ぽくて、当て書きしていただいてる印象でした。ありがたいですね」
【コメディでの演技について】
「基本的に役作りはあまりしないんです。初めからあまり決め込んでやらず、稽古で得たものを生かしていくというか。お芝居は生ものじゃないですか。だから、その場その場で起こることを、しっかりと。コメディはハプニングも笑いに出来たりするので、シリアスな作品よりはリラックスしてできますね。今回は、京都のツッコミ代表として頑張ります!(笑)」
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