クリスマスにもエコの波?デンキウナギでツリー点灯

東海ウォーカー

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北海道のサンピアザ水族館やマリンピア松島水族館、新江ノ島水族館など、各地の水族館で登場しているデンキウナギの放電を利用したクリスマスツリー。今年で22回目の展示を迎えるマリンピア松島水族館では毎年、冬の風物詩として人気を博している。そんな中、岐阜県の「アクア・トトぎふ」でも、デンキウナギの放電でクリスマスツリーを点灯するイベントが始まった。

これは、デンキウナギの発電を感知してツリーのイルミネーションを点灯させるというもの。デンキウナギの放電の強弱によって、ツリーの輝き方が変わり、放電の様子が分かる仕組みになっているのだ。アクア・トトぎふでは、06年12月よりこのイベントをスタート。イルミネーションだけでなく、音楽も奏でるなど毎年グレードアップしていて、今年は最高放電時に、サンタクロースとトナカイの人形がクリスマスソングに併せて踊り出すという新たな仕掛けも登場した。

デンキウナギの放電は普段、目に見ることができず、本当に放電しているのか分かりづらい。そのため、放電の様子や生態の不思議さを感じてもらおうと同イベントが企画された。デンキウナギは、南米のアマゾン川などに生息し、大きなものは2.5mに達するという大型の淡水魚で、名前に「ウナギ」とついているが、あのおなじみの“ウナギ”とはまったく別の仲間に分類される。デンキウナギは弱い電流の電場を作って、周りの障害物などを察知しているといわれ、獲物を仕留める時や敵から身を守るときなどに強い電気を放出。生物が出す電気としては最高の866Vという記録もあるのだという。

「毎日14時からはデンキウナギの生態の説明とエサやりを実施します。その時間には、デンキウナギがよく動き回り大きな放電が見られますので、ツリーがより一層きれいに光り輝き、サンタとトナカイが踊る様子が楽しめます。ぜひ、ご覧ください!」と話すのは企画広報の北川さん。

展示期間は11/14〜12/27(日)、水族館1階のエントランス付近にて無料で楽しめる。ぜひ、デンキウナギのエレクトリックパワーを堪能してみてはいかが。【東海ウォーカー】

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