施設内で資源を循環!東急プラザ表参道原宿が新たに取り組む”未来に繋がるプロジェクト”とは?

東京ウォーカー(全国版)

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東急プラザ表参道原宿(東京都渋谷区神宮前)はSDGs達成への取り組みとして、施設内の生ゴミ・プラスチックゴミを新たな資源として活用する2つのプロジェクトに参画する。ひとつ目は、株式会社komhamが独自開発した「コムハムコンポスト」を使って、生ゴミをたい肥に変えて施設内完結で循環させること。もうひとつは、ファッション店舗から出るプラスチックの削減・資源循環を促進するプロジェクトだ。

生ゴミを施設内完結で循環!「PASS THE BATON-OMOHARA」プロジェクトとは?

【画像】生ゴミを施設内完結で循環!「PASS THE BATON-OMOHARA」プロジェクト

「PASS THE BATON-OMOHARA」は、東急プラザ表参道原宿が未来に繋がる取り組みとして作ったプロジェクト。施設内の飲食店から排出される生ゴミを、微生物群が入ったボックス「コムハムコンポスト」使って施設内完結で循環させることを目標とする。

「コムハムコンポスト」で処理されたたい肥は、6階屋上庭園「おもはらの森」内にある「Urban Farmers Club」の畑でいちご栽培に活用。収穫したいちごは、7階レストラン「bills」でメニューとして提供する。2022年1月31日(月)まで「コムハムコンポスト」で生ゴミを微生物分解し、春にいちごを栽培、「bills」でメニューとして登場するのは6月の予定だ。

生ごみの約98%を水蒸気と二酸化炭素へ分解する「コムハムコンポスト」

生ゴミを使って植物の栄養となるたい肥を作るコンポストは、環境へ配慮するために欠かせない処理方法だ。しかし、都心では、生成されたたい肥を受け入れてくれる畑が少ないという課題もある。

一般的なコンポストでは、1日で回収した生ゴミの約50%が水蒸気と二酸化炭素へ分解され、残りの50%がたい肥化される。これに対して「コムハムコンポスト」は、約98%が水蒸気と二酸化炭素に分解されるので、たい肥の減量化を図ることができる。

現在は、東急プラザ表参道原宿のほか、渋⾕区の一般家庭から排出される生ゴミも「コムハムコンポスト」を使って分解・減量する実証事業が展開されている。

資源循環モデルの実証実験「POOL PROJECT TOKYO」に参画

2022年3月31日(木)までの期間、東急プラザ表参道原宿は、商業施設から発生するプラスチックの回収・リサイクルを東京都全域に拡大する「POOL PROJECT TOKYO」にも参画する。

資源循環モデルの実証実験「POOL PROJECT TOKYO」


ゴミの発生から、運搬、リサイクルのすべての過程を、情報連携するプラットフォーム「POOL」を活用して確認。そして、ファッション店舗から排出される包装に使う、プラスチック製フィルムの品質やコストを確かめる。そのうえで、より効率的にリサイクルチェーンの構築ができるよう実証していく。

東急不動産ホールディングスグループは、2021年に「WE ARE GREEN」をスローガンに、SDGsの達成に向けて長期的に取り組んでいくことを表明している。

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