【漫画】「イヤイヤ期の子供を怒鳴って自己嫌悪…」教育のプロに聞く、子供の可能性を広げる行動&言葉がけのコツ

東京ウォーカー(全国版)

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何を言っても「ヤダ!」。すぐに号泣して暴れて手が付けられない。そんなイヤイヤ期の癇癪にうまく対応できなくて疲弊してしまったり、よくないと思いつつ反射的に怒鳴ってしまったり…。「もう疲れた」「どうすればいいのかわからない」なんて思ったことはないだろうか。

『子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』より


先にあげた“イヤイヤ期”をはじめ、子育ては壁の連続で、子供との向き合い方に悩むことも多いはず。そこで、そんな悩みを抱える人におすすめのコミックエッセイ『 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ 』を紹介。「子育てが楽しくない」と感じている主人公のまこに、シチュエーションに応じて華子先生がアドバイスするというもの。子供との向き合い方や、親としての在り方を気づかせてくれると反響を得ている本作を手掛けた、「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」を知り尽くした児童発達学の専門家・島村華子先生と、漫画家のてらいまきさんのオンラインイベントに参加。子育てに関するアドバイスを聞いた。

島村華子先生監修、てらいまきさんの著書『子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』

成長する過程においてどんな「言葉がけ」をしているか、というのはその子供に大きく影響を与えると言われている。子供に問いかけられて「なんて答えれば正解なのだろう」と言葉に詰まってしまったことや、子供の行動に対して自分がどんな風に行動、声掛けするといいのだろうと迷ったりすることはないだろうか?実際に、てらいさんも島村華子先生(以下、華子先生)に取材をしてから、自分の中で変化があったという。その中でも、子供の言葉に“共感をする”という行動や自身の発見について語ってくれた。

【てらいまき(以下、てらい)】「何か子供がしてはいけないことをしたときに、まず“共感”を言葉にするということを実践するようになって、子供から返ってくる反応が全然違うと実感しています。以前はつい、すぐに『ダメ』と否定してしまっていたのですが、“共感”するようになって、子供たちの私に対して向ける視線が違うと感じました。共感したから『言うことを聞いてくれるようになった』というわけではなく、聞いてくれないことの方が多いんですが(笑)、こんなにも反応が変わるのか、と大きな発見でした」


「ほかにも、華子先生に言われてグサッときたのは、大人は悪い時、ダメな所ばかりに目が行きがちだ、という点。たとえば、子供がブロック投げた時には叱るけど、投げていない時には特に何も言わないって指摘された時には、ハッとしました」

「自分の中には特になかった視点だったので、目から鱗でした。ブロックを投げずに遊んでいる時こそ、『優しく扱ってるね』とかポジティブな言葉がけをするといいですよ、とアドバイスをいただいて、いろんな生活のシーンで実践しています。娘が寝る前に布団から出てうろうろすることが多いのですが、布団に入っている時に、ポジティブな言葉がけをするようにしたり…」

「子供って聞いていなさそうに見えるんですけど、ちゃんと聞いてくれているんですかね。根気よく続けていたら、1カ月ぐらいたってからだんだんやってくれることが増えてきてびっくりしています」


「あと、華子先生と話していて、私は子供への期待値が物凄く高かったんだなということにも気づかされましたね。なので『子供への期待値を下げよう』という言葉もとても刺さりました」


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