「スズキ歴史館」に展示される、記念碑的な2輪&4輪モデル!初代ジムニーやカプチーノ、HAYABUSAにKATANAも

2022年3月7日 18:00更新

東京ウォーカー(全国版)

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1909年に織機メーカーとして創業し、4輪・2輪、船外機などを世に送り出してきたスズキ。そんなスズキの、メーカーとしての「ものづくりに注ぐ情熱」を伝えるのが、本社のお膝元にある「スズキ歴史館」(静岡県浜松市)だ。1階から3階までのフロアに展示車を並べ、4輪、2輪のほか、さらにメーカーとしての始まりである織機を展示している。今回は展示車のなかでも、スズキの歴史を語るうえで外せない名機をピックアップした。

歴代製品、日本国内の時代背景、さらに現在のクルマ作りを伝える「スズキ歴史館」(C)スズキ株式会社

名車が勢揃い!スズキのクルマ8台

スズキが提示した国産大衆車「スズライト」(1955年)

スズライト(1955年)(C)スズキ株式会社

カーユーザーの多くから“小型大衆車メーカー”として認知されるスズキの原点。4輪車に2ストロークエンジンを搭載することに成功した記念碑的モデル。

若者に向けたスポーツモデル「フロンテ360SS」(1968年)

フロンテ360SS(1968年)(C)スズキ株式会社

当時の若年層に向けて生産された軽スポーツセダン。0-400メートル加速は19.95秒(4人乗り)と、軽自動車で初めて20秒の壁を突破した。

日本万国博覧会で登場した「キャリイバン万博電気自動車」(1970年)

キャリイバン万博電気自動車(1970年)(C)スズキ株式会社

1970年、大阪で開かれた「日本万国博覧会(万博)」に登場した電気自動車。カーデザイナーのジウジアーロ氏がデザインしたキャリイバンL40Vをベースにしている。

軽自動車×四輪駆動「ジムニーLJ10」(1970年)

ジムニーLJ10(1970年)(C)スズキ株式会社

頑丈なラダー(ハシゴ型)フレームを骨格に持ち、軽自動車でありながら高い悪路走破性を備えたジムニーの初代モデル。当初は取り外しができる幌(ほろ)を付けて販売された。

軽乗用車初の2シータークーペ「フロンテクーペ」(1971年)

フロンテクーペ(1971年)(C)スズキ株式会社

スポーツタイプのモデル、フロンテシリーズの3代目から派生した1台。ジウジアーロ氏のデザインをベースに、流体力学を駆使した本格的GTスタイルが話題を集めた。

軽ボンネットバン「アルト」(1979年)

アルト(1979年)(C)スズキ株式会社

クルマの基本機能を追求した軽ボンネットバン。全国統一価格の47万円(当時は消費税なし)として「アルト47万円」のコピーも話題になった。アルトの初代モデルはユーザーの半数が女性で、女性の社会進出を後押しすることとなった。また、スズキが北米やインドといった海外へ飛躍的に展開するきっかけともなった一台だ。

FRを採用したオープンカー「カプチーノ」(1991年)

カプチーノ(1991年)(C)スズキ株式会社

今も根強いファンがいる、軽自動車規格のオープンカー。エンジンを縦置きにして、FRを採用することで他車にはない独自の存在感を放った。

歴史を変えた軽自動車の金字塔「ワゴンR」(1993年)

ワゴンR(1993年)(C)スズキ株式会社

セミボンネットの軽ワゴンとして1993年に登場した、初代ワゴンR。大人4人でもゆったり乗れる空間や運転のしやすさでアルト以来の大ヒット車となり、後の軽自動車史にも大きな影響を与えた。

世界に誇る!スズキのオートバイ9台

マン島TTレースの優勝マシン「RM62」(1962年)

RM62(1962年)(C)スズキ株式会社

1907年にイギリスで始まった世界で最も古いモータースポーツの公道走行レース「マン島TTレース」。1962年に初めて行われた50ccクラスに参戦し、見事勝利したのがこのマシンだ(2022年2月時点)。

スズキ初の“ナナハン”「GT750」(1971年)

GT750(1971年)(C)スズキ株式会社

国産量販車初の2サイクル水冷3気筒エンジンを搭載。1971年にGTシリーズで最大排気量の750ccエンジンを搭載して販売開始。レース参戦で培ったブレーキ技術をフィードバックしたほか、アルミラジエーターと電動ファンで冷却するエンジン冷却方式も話題に。

「サンパチ」の名で親しまれる「GT380」(1972年)

GT380(1972年)(C)スズキ株式会社

380ccの2サイクル空冷3気筒エンジンに、スズキ独自の冷却方式「ラムエアーシステム」を装備。重量感のあるスタイルに加えて4本出しマフラーも支持を集めた。愛称は排気量にちなんだ「サンパチ」。

ロータリーエンジン搭載の「RE-5」(1974年)

RE-5(1974年)(C)スズキ株式会社

北米、欧州、オセアニア向けの海外専用モデルであり、ロータリーエンジンを搭載した2輪車。なめらかでスムーズな加速や、少ない振動がロータリーエンジンの特長だ。

レーサーレプリカブームをけん引「RG250Γ」(1983年)

RG250Γ(1983年)(C)スズキ株式会社

高い剛性を誇るアルミダブルクレードルフレームに、2ストロークエンジンを搭載したレーサーレプリカシリーズ。「Γ(ガンマ)」シリーズは250ccから始まり、400cc、500cc、50ccモデルも販売された。

ワークスマシンの技術を注いだ「GSX-R750」(1985年)

GSX-R750(1985年)(C)スズキ株式会社

耐久レースの世界選手権などで活躍したワークスマシンの成果を集約。エアロフルカウルを装備し、精悍なレーサー風スタイルがライダーの心を刺激した。

究極のスポーツバイク「GSX1300R HAYABUSA」(輸出車、1999年)

GSX1300R HAYABUSA(1999年)(C)スズキ株式会社

鎧兜をデザインモチーフにした独特のデザインが当時斬新だった。直列4気筒1300ccのDOHCエンジンを搭載し、スズキのフラッグシップモデルとして君臨した。

1980年代生まれの名車「GSX1100S KATANA ファイナルエディション」(2000年)

GSX1100S KATANA ファイナルエディション(2000年)(C)スズキ株式会社

1100台限定で販売された、名車・KATANAの最終モデル。初代は1980年のケルンショーで発表され、日本刀をモチーフにした造形が世界のライダーにインパクトを与えた。

低価格の街乗りスクーター「チョイノリ」(2003年)

チョイノリ(2003年)(C)スズキ株式会社

軽量化、合理化、低コストを実現させ、5万9800円という破格の安さで販売されたことも話題を集めた原付スクーター。エンジンは専用に開発した50ccの4サイクルOHV空冷単気筒を積んでいる。

番外編!スズキを支えた名機たち

2輪メーカーとしてのルーツ「パワーフリー」(1952年)

パワーフリー(1952年)(C)スズキ株式会社

補助エンジンを搭載した自転車。36ccの2サイクル空冷単気筒エンジンの軸出力は1馬力だったが、登坂試験で箱根峠にチャレンジすると無事故で走行。その性能の優秀さを実証したという逸話も残る。

スズキ初の船外機「D55」(1965年)

D55(1965年)(C)スズキ株式会社

ボートに取り付ける船外機。2ストロークで出力は5.5馬力を誇り、1967年から海外への輸出をスタートした。以降50年以上にわたり、スズキの船外機はマリンレジャーシーンでもその名を広く知らしめている。

織機メーカーとして出発したスズキの原点「杼箱上下器搭載織機」(1911年)

杼箱上下器搭載織機(1911年)(C)スズキ株式会社

スズキの初代社長・鈴木道雄氏が作り始めた織機こそ、スズキが初めて世に送り出した製品だ(当時の社名は鈴木式織機製作所)。本社のある遠州地域では古くから織物が盛んであり、そこに従事する人々を支援しようと発明された。

●スズキ歴史館 / 住所:静岡県浜松市南区増楽町1301 電話:053-440-2020 / 時間:9:00~16:30 / 休み:月曜、夏季休暇期間など / 料金:入館無料(電話かWebで要予約) / URL:https://www.suzuki-rekishikan.jp


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